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熱帯夜

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3033が好きだった、SSRのお話。
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熱帯夜③

熱帯夜③

ちょうど1年前くらいの熱帯夜を、今でも思い出す。

その1度の熱帯夜があってから、何度も仕事終わりに会って、飲んで、朝まで一緒に寝ることを繰り返した。

今週末、遊びに行こう。

彼は不意に3033を誘い出した。2人きりで昼間からどこかに行くなんて初めてだった。

車で迎えに来てくれた彼は、隣町の雪景色がライトアップされた場所に連れて行ってくれた。

季節は真冬。
週末だからか人も多く、その気温と

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熱帯夜②

熱帯夜②

君を思い出す夜は、いつだって熱帯夜になる。

いつからか2人で抜け出して、朝まで近くのファミレスに行って、家まで送ってもらうことが増えた。

ただ2人で眠いねって言いながら、好きなものを食べて、たくさん話すわけでもなく緩やかに流れる時を過ごした。

いつだっただろうか、
SSRは珍しくわたしより酔っていて、真冬の寒い夜の街を散歩すると言った。

10分くらい歩いたところで寒さに弱い彼は、眠たいと2

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熱帯夜

熱帯夜

RIP SLYMEの熱帯夜という曲を聴くと、
ほとんどの方は夏をイメージするだろう。

題名の通り熱帯夜だし。

3033がめんこにしていた男の子がいた。

初めて会ったときの共通の話題はRIP SLYMEと地元の話だった。

と言っても初対面の時のことを3033は正直覚えていなかった。

2回目に会ったとき、リップの話したの覚えてると言われて何だか忘れていた自分が悔しかった。

見た目もちゃんと

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