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自分を思い通りに動かすセルフコントローラーテクニック 【レベル6】 目標を達成させるためのマンスリークエスチョン

こんにちは、まあくうです。
最近は仕事などで色々と急に立て込んでしまい、結構ストレスのかかりやすい毎日を送っております。そんな日々の癒しはココアですね。僕が好きなのは知人に教えてもらったココアラバーズのオーガニックココアです。毎日朝と仕事終わりで2杯ぐらい飲んでますが、安いココアにあるような独特のクセがなく、全然飽きないし、何よりこんなに飲んでいるのになくなる気配がないというぐらいに減らないです。今も飲んでます(笑)低脂肪乳と蜂蜜を入れるのがおすすめですので、よかったらチェックしてみてください!

はい、ということでいきましょう!
これでこのシリーズ、七本目の記事になりますセルフコントロールテクニック。いくつかでも日常生活に取り入れている方、ありがとうございます。僕自身も毎日使っているので、ぜひですね、自分を「意思でも無意識でもなくコントローラーで動かすというやり方」を身につけて、仕事でうまくいったり、健康的になったり、精神的に安定した日々を送れたりできるようになればいいなと願っています。

さて、それで今日は「目標達成のためのマンスリークエスチョン」という題で、今度は自分を自分の望む理想の方向に向かわせるための目標設定のやり方を紹介します。
今までの記事では「自分はこうしたいんだけど、ついこうしちゃうんだよね」といった行動を無くす、減らすテクニックが主でしたが、今回は「自分はこうしたい」という方向に一歩一歩着実に向かっていく方法になります。


「目標を設定してもなかなか達成できない」
「自分の理想に少しずつでも近づいていきたい」
「今の自分を本気で変えるためのきっかけが欲しい」


そんな方におすすめの記事になりますので、よかったらお付き合いいただけると幸いです。

【経験値+17】 目標はそもそも必要でしょうか? という問いについて


まずはじめに「目標ってそもそも必要なの?」という話をしていきます。ちょっと長くなりますが、テクニックだけさくっと知りたい方はここは読み飛ばして次の実践編に移ってください。

さて、ちょっと聞いてみたいのですが、皆さんのこれまでの人生に「目標」って必要でしたか? 目標を設定したことでどんな影響がありましたか? それはいいことでしたか? 悪いことでしたか? ちょっとだけ本気で考えてみてください。



例えば、こういう人もいますよね? 


「好きなことに夢中になっていたら、どんどん上達してそれが仕事になった」
「目の前の仕事を全力で取り組むことで満足する自分になれた」


今、好きなことに全力で取り組む過程の中で勝手に成長するから、
未来の目標なんてなくても日々自分に降りかかる義務、依頼、約束、そういったものを一生懸命取り掛かることが大事だから、
目標なんていらない。

これはこれで間違いではないです。好きなことがある人はそれに全力で打ち込めばいいし、もしくは好きなことが全くない人は今やるべきことを全力で取り組めばいい。間違っていない。

そういう人は確かに目標はいらないかもしれません。でもそもそもそうなれないっていうのが僕らの悩みだと思います。好きなことに夢中になってもそれを何年も継続できるわけじゃないし、自分の軸を持とうって思ってもどこにその軸を置けばいいのか分からない。ましてや目の前のことを全力で取り組むなんて、下手すれば「都合の良い何でも屋」になってしまうのではという不安も付き纏います。

では、そんな僕のような軸がブレブレになりやすいタイプにも果たして目標が必要なのか。目標というゴールを設定して、それをぶら下げたニンジンのように追いかけて努力するしかないのか? あまりやりたくないけれど。

一旦、原点に戻って考えてみましょう。目標って何でしょうか?


僕は目標とは「望ましい未来」のことだと思っています。
もしそうだと仮定すると、目標を設定するという行為は「望ましい未来に向けて今のうちから備えるためのテクニック」ということになります。

なのにですね。。。。

現実には「他人をダメ出しするためのテクニック」になっていることが多い!
現実には「他人をダメ出しするためのテクニック」になっていることが多い!
現実には「他人をダメ出しするためのテクニック」になっていることが多い!

不満すぎて3回言ってしまいました笑

だからですね、そういう誤った目標の使い方をしているんですよ。学校でも職場でもどこでも。そのせいで「目標=達成しないといけないもの」、また「実現可能性の低いもの」というひどいイメージが出来上がっちゃってるんですよ! だって上司に「現実これです」と低い目標を掲げるなんてね、なかなかできないじゃないですか。
自分で自分の目標を設定する場合も、誤った使い方をしていますよね。「短期的にモチベーションを上げる興奮剤」のような感じじゃないですか。モンスターとかエナジードリンクと一緒ですよ。72時間後には効果がなくなる「三日坊主」を作り出すシステム。それで後でしわ寄せが来て、途中で挫折して「俺はダメなやつだ」と自己肯定感を下げてしまう。だったら、そんな目標はむしろ害悪じゃないですか?。

つまり、現代の「目標設定」は人に使う場合は「他人を働かせる鞭」自分に使う場合は「今だけやる気になれるエナジードリンク」。それ以上の価値はないと僕は思っています。

少なくとも塾における子どもたちに書かせる「目標」はそうとしか思えなかったです。

だから僕は、それに気づいて以来、塾の生徒に目標を書かせるのを止めました。そもそもこの目標が必要というシステム自体が子どもの頃から行われていることが嫌だったのもありますし、結果「とりあえず目標はテキトーに書くもの」というのが常識化され、その子どもが大人になっていくという図式がありありと想像できたからです。

その子どもたちが今の僕であり、現在大人であるみなさんなのかもしれません。僕は子どもを育てる立場として、自分が教えた生徒にそんな子どもになって欲しくなかった。だから生徒に目標を設定させるのを止めさせました。代わりにその欄にはもっと大事な「昨日食べた晩ご飯は?」という質問に答えさせました(笑)

そして代わりに考えました。目標の本質が「望ましい未来のために今備えること」だとすれば、そのためにできるアプローチがもっと他にあるんじゃないか。
そう思って僕が考えたのが、今回紹介する「マンスリークエスチョンテクニック」になります。
実用重視のテクニックになるので、この記事を読んだらぜひ実施にやってみてください。まあ会社に出す目標なんていうのはテキトーに書いたらいいんですよ。それで自分は自分で「マンスリークエスチョン」によって自分が本当に望んでいる未来に向かって進んでいく方が賢いですし、結果的に自分の行きたい方向に行けるのではないかと思います。

【経験値+17】 マンスリークエスチョンの使い方



★手順0 コントローラー設定(準備)

最初にヘッダー画像をみてください。みなさん、コントローラーが前の記事と変わっていることに気づきましたか? どこが変わったか分かるでしょうか。
答えはコントローラーの側面部分の追加ですね。左右にボタンが二つ追加されています。右側がRボタン、左側がLボタンです。
マンスリークエスチョンはこのうち「Rボタン」を使用します。


★手順1 インプルーブゴールを設定する
マンスリークエスチョンをもう少し具体的に説明しましょう。
マンスリークエスチョンとは「達成目標ではなく改善目標によって自分の行動を変化させていく方法」です。
これは「ゴールに達成するにはどうすればいいか」と逆算するのではなく、「今よりも良くなるとしたら?」と現在地から考える。
なぜ一般的な目標がよくないのかというと、それらのほとんどが「達成目標(アチーブメントゴール)」だからです。現実と乖離しがちで、口だけになりやすい。だから、達成目標ではなく、もう一つの「改善目標(インプルーブゴール)」を代わりに設定します。こちらの方が経験上、本来の目標の価値である「現在を変える」確率が格段に高いです。
例えば「定期テストで80点を取る!」という子どもと「今、半分しか正解できない問題を7割取る!」という子ども、どっちが行動を改善できると思いますか? 前者が達成目標の考え方、後者が改善目標の考え方です。

そして、この改善目標を設定する時に、すごく大事なポイントが一つあります。
上記のように「今、半分しか正解できない問題を7割取る!」の場合、それをそのまま改善目標として設定しません。それよりももっと効果的な方法を使います。
それが「質問形式で目標を設定する」です。
目標は肯定文ではなく疑問で作ります。
例えば「今、半分しか正解できない問題を7割取りたい!」と思ったのなら「半分しか正解できない問題を7割取るにはどうしたらいいか?」という疑問形に変えて、これを目標として設定します。

手順1をまとめるとこんな感じです。
・今月、取り組みたい、改善したい目標を決める
・疑問形で一文に短くまとめる


★手順2 Rボタンを押し、目標について考える

手順1が終われば、後は使うだけです。
Rボタンを押してみてください。
ボタンを押したら、自分で設定したインプルーブゴールを思い出してみましょう

「体重を5キロ落とすにはどうしたらいいか」
「夜十二時に寝るにはどうすればいいか?」
「収入を今より月5万円増やすにはどうしたらいいか?」

脳は不思議なもので疑問形になっているとついついそのことに答えようとして頭が働きます。頭が働くということは考えているということ。つまり「口だけの目標」ではなくなっている、ということです。



★手順3 一ヶ月間、アイデアを実行し、翌月新たな目標を設定する。

設定した目標の期限は一ヶ月間です。
一ヶ月間、時々Rボタンを押してマンスリークエスチョンについて思いついたアイデアのうち、できそうなものを実行します。そこから先は皆さん次第ですが、このRボタンのおかげで「考え続ける」ことができるようになるはずです。ステップ1で常に目標を持ち、ステップ2がその改善案を考え続ける、そしてステップ3で実行する。そのうちステップ2までは自動的にRボタンで可能になるということですね。
一ヶ月色々試してみて、チャレンジしてみてください。そして翌月になったら一旦その努力をやめ、新たな目標に設定しなおします。今の自分から一歩成長するためにはどうすればいいか、それを毎月継続することで、一歩一歩確実に前進し、最終的には遠くまでたどり着けるはずです。

【経験値+17】 まとめ

いかがだったでしょうか?
一言でいうと「改善目標を疑問形で設定し、ふとした時にRボタンを押して思い出す」だけの簡単なテクニックになりますが、これまでの目標設定とは一味違う効果、変化を体験していただけるはずです。
今日この記事を書いているのが7月19日。今月も残り二週間なので、もしやってみようという方は今月はお試しとして、短めの2weeks クエスチョンを設定してみてください。ちなみに僕のマンスリークエスチョンは「毎日、健康的に仕事を継続するためにはどうすればいいか?」です!

それではまた次回の記事でお会いしましょう。
良い日曜日をお過ごしください。


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  【マンスリークエスチョンを覚えた】
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