見出し画像

ゆきんこパワー!

母のLINEのアイコンは、うちにあるゆきんこクッションです。
わたしは本日行われる母の手術にゆきんこを持ち込みました。どうかお母さんを助けてねって願掛けして鞄に忍ばせました。
というのも、YUKIのツアーチケットが当選したので、便乗しました。ラッキーが続きますように‪˚✧⁎⁺˳✧༚‬

今日は母の手術でした。
8:30に手術室に入る予定だったので、わたしと父は8:00に病室へ向かいました。8時過ぎに手術室へ向かう母をエレベーターに乗るところまでお見送りをした。
今までで1番目がパッチリ開いていて、今までの見慣れたお母さんの目が見られた気がしました。そんなお母さんの姿を見たらまた涙が出てきてしまい、1番不安なのはお母さんなのに、お父さんもわたしもボロボロ泣いてしまって、でも「頑張ってね!待ってるからね!絶対大丈夫だから!」って伝えて、お母さんをお見送りした。


その後、家族待合室へ案内されました。待合室にはわたしたちを除き3組すでにいました。
早い方で、お昼前に待合室を出ていき、6時間ぐらいか…と言いながらもう一組待合室を出ていき、わたしがちょっと散歩している間にもう一組もいなくなっていて、とうとう父とわたしの2人きりになってしまった。
気付けば16:00を迎えており、手術は時間がかかる、日付が変わる時間に終わるかもしれないとも言われていたので、まだまだ長期戦かと思っていたところ、事務の方が来て、「○○さんのご家族の方、先生からお話があります」と呼びに来た。その時父はトイレに行っており、戻ってきてから父と向かった。時間は17:00過ぎ。手術が終わるにはまだ早い。父が「なんで呼ばれたんだろう…まさか脳梗塞起こして…」なんて最悪なことを考える。
いやいやいや、やめてくれ。考えたくない。

先生もなかなかやってこなくて、父とわたしの不安だけが膨らんでいく。

そこへ先生がやってきた。
「終わりましたよ!全摘しました!」と一言。

その言葉を聞いて、ものすごく安心してものすごく嬉しくてものすごく涙が溢れて出てきた。
と同時に、「早くね!?」って思いました。

手術の動画を見ながら、丁寧に説明をしていただき、腫瘍が綺麗に取れていて、圧迫された脳みそも形が戻ってきていることもわかりました。
手術はやっぱり大変だったようですが、腫瘍が柔らかかったとのことで、吸い取るのに時間がかからなかったみたいで、短時間で摘出ができたようです。また、機能していないと思われていた脳の左側の大動脈がやっぱり生きていたようで、これは切ってはいけないからと慎重に行なったとも聞きました。
本当に先生には感謝しかないです。

母の術後も、もう麻酔が切れて意識があり、言葉も交わすし、握ってくださいって指先もきちんと動くと聞きました。

術後はHCUに入るとのことで、HCUへ術後の母へ会いに行きました。母は、父とわたしの顔を見ると「よかったよ〜」っと泣いていました。やっぱり不安だったよね。お母さんが1番怖かったよ。今まで普通に生活してたのに、突然動けなくなって、喋れなくなって、色々線に繋がれてって、検査もたくさんしてって、毎日不安だらけだったよね。死んじゃうってたくさん考えたと思う。でも今、無事に手術も成功して、昨日よりもはっきり話せるお母さんにとても安心しています。

明日にはもう病室に戻れるようで、早速リハビリも始まるようです。これからどんどん元気になって行くお母さんを見るのが楽しみです。運動障害や、言語障害もなく、元通りになるのが目標です。

明日わたしは一旦神奈川へ帰るけど、お母さんはリハビリ頑張ってね!!また落ち着いたら山形へお見舞いに行きたい。ますます元気になってるお母さんに会いに!

そして、お父さん。お母さんを支えてくれてありがとう!お疲れ様!お父さんもお母さんに負けないぐらい不安で、お母さんとのお別れのことも何度も何度も考えたと思う。食事もまともにとれてないし、睡眠も3時とか4時に起きるって全く取れていない状態だった。(2キロ痩せたって言ってた)
お父さんも神奈川に戻ったり、今度は病院から1時間ぐらい離れた実家から病院に通ったり、車の運転をする機会が増えると思うから、くれぐれも無理はしないでほしい。これはしつこいぐらい伝える!!


母の手術が無事に終わってよかったです。
今後のことはまだどうなるかわからないけど、前のように過ごせることを目標にこれからも家族を支えていきたいと思います。


長文、乱文すみません。
記録に残しておきたくて、変な文章だけどnoteに残しました。
ここまで読んでくれてありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?