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ハムスターの一歩

某フリーランス仲介サービスで内職を始めました。

そろそろお金を得る喜びを味わいたくなったのと、家族とお金のことで揉めそうになったからです。

ほぼ1年にも及ぶ無職生活によって、バイトすらできない体(と心)になっちまいました。
働くだけでもエネルギーいるのに、身支度をして、時間通りに決められた場所に行くなんて無理無理。
着く前に帰りたくなる。というか行く何日も前からつらくてやっぱやめとけばよかったって何回も考えると思う。

なので可能な限りハードルを低く低くして、ハムスターくらいの小動物でも楽に乗り越えられるくらいの高さから始めることにしました。

まずは1件○十円〜アンケートをやって、サービスのシステムに触ってみることから。

その仲介サービス内で仕事を受ける側のランクがあって、「次のランクに進むにはこれをしましょう」というのを教えてくれます。
それに従ってできそうなものからやってみます。

私はさっき書いたような心身状態なので、完全に在宅で、連絡もチャットのやりとりで済むものに絞りました。
なおかつ後腐れなく単発で終わるやつ。

ほんとに内職って感じの、1件〇〇円で作業して納品するという仕事です。
専門的な技術が多少必要なので、ポケットティッシュにチラシ挿し込むよりは割りがいいかな〜くらいのものです。

あとはコンペ形式のものでデザインを数件応募しました。
あまり期待はせず、ささっと作って天命を待つだけ。気楽にやってます。


やってて思ったのは、お金というものに目が眩んだり、不安を消そうと安定した仕事(固定給や継続依頼案件)を選ぼうとするとバランスを崩すということ。
それじゃこれまでやってきたことと同じになっちゃうよ、と自分を引き戻したことが何回かありました。

継続的に仕事が入るとわかっていれば、自分の収支計画も立てやすくなってちょっとした安心感が得られます。
でも、そういう仕事って在宅とはいえ勤務時間が週○日以上/1日○時間以上と求められたり、納期やら急なリテイクやらで結果的に相手に主導権を握られてしまいます。
たとえお金を払うのが相手だとしても、自分の大事な時間や労力、技術をどこにどのように提供するかは自分が決める。

目先の安心のために自分を安売りしても、結果的に傷付くのは自分です。
それは目の前の不安から逃げてしまったツケでもあるかもしれません。(ちょっとキツい言葉になっちゃいますが)
私の場合、それらに気付くためのこれまでだったと思うことが多々あります。

その時感じた苦しさは「こっちじゃないよ」と教えてくれていたということ。
だからこそ今、その流れを断ち切って新しいやり方を選ばなくては、と感じました。


お金に関しては人それぞれの、私の想像が及ばないくらい様々な状況の方がたくさんいらっしゃると思うので、あくまで私個人の感覚で書いています。

私は今のところコンペで全敗しても、とにかく楽しむ感覚を忘れずにしばらく続けてみようかと思っています。
1日1件コンペに応募するだけでも続けたらすごい数になりますしね。
ここでも「毎日1件は応募しなくては...!」とは思わず、作ってみたいと思ったものにだけ手を出す。

実験的な要素も含むのでオススメの方法とかではないですが、私はこうやってるよ〜というシェアでした。
これからどうなるか、乞うご期待(笑)

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