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ミャンマーの事が分からないから調べてみた。

最近、ニュースでミャンマーについて取り上げられていますが、私はよく分かっていません…

(国軍??国を守る組織じゃないの?)
(クーデター?なにそれ?なんで人同士が殴り合ってんの??)
(ミャンマーの人がやってる3本指のポーズの意味は??)

…と私の頭の中はこんな感じ。

ニュースで色々と解説されていますが根本的なことが分かっていないせいか、チンプンカンプン…

なので、少しでもミャンマーの現状を理解したくて私なりにまとめてみようと思います。

・よく言われている"国軍(ミャンマー軍)"何者?
・クーデターって何?
・3本指の意味


▼よく言われている"国軍(ミャンマー軍)"何者?

(え!?国軍が分からないの??)とか思れそうですが、流石にこの漢字は読めるので、"国の軍"だろうなー"とは思っています。でも、自信が無いので一応調べてみました。

すると【国軍(ミャンマー軍)とは陸軍・海軍・警察軍の事を指す】とのこと。

軍に警察も含まれるとは知りませんでした。
ニュースで言われていた警察軍は国軍側だったんですね。
中間的な存在かと思っていました。


また、
調べを進めていると
"軍事独裁政権"という言葉が出てきました。
これもよく耳にします。
(漢字的に軍が国を治めてるってこと?)とは思いましたが、
なぜか、(まさかね。日本はそんなんじゃないし。)と疑ってしまう私です。


ですが、調べてみるとやはり
漢字の意味通り"軍が国を治めている"とのことでした。


ただ、"国を治める"というと、
"乱れた社会を安心して暮らせるように安定させる"という
イメージですが、
どうやら今回のミャンマーはそうではないから問題になっているようです。


日本では国を守っているイメージの軍ですが、
それは当たり前な社会ではないんですね…。



▼クーデターって何?

クーデターという言葉もよく耳にしますが、意味が全く分からないので調べました。
すると、"クーデターと革命の違い"という風にクーデターを調べていると革命という言葉もチラホラ出できました。

クーデターと革命は似ていると言う事が推測出来ます。

では、どういう意味でどう違うのでしょうか。

▽クーデター
現トップと同じ支配階級者が暴力的な方法等でトップの座を奪うこと。(同じ階級同士のトップ入替え)

▽革命
現トップに支配されていた者たちが暴力的な方法等で現トップの座を奪うこと。(違う階級同士のトップ入替え)


他にも違いはありましたが、とりあえず簡単にいうと
トップを奪う階級の違いみたいです。


つまり、今回のミャンマーは現トップと同じ階級の国軍トップが暴力的にトップを奪った。ということみたいです。


国軍は実際に何を行ったのでしょうか。
調べていて分かったことを箇条書きしてみました。

・市民に支持されているアウン・サン・スー・チー国家顧問や与党の幹部の拘束
・大統領の拘束
・ネットワークの切断
・反発する市民へ銃殺
・病院や大学に発泡しながら侵入し、身柄を拘束
・負傷した国民の手当にあたっていた救急隊員への殴打
・実弾を頭部に受けて死亡した女性が埋葬された墓地を掘り返し、遺体の頭部から弾丸とみられる金属片をこっそり取出して、「死亡原因は国軍の発砲ではない」と発表


他にもあると思いますが、
箇条書きにした内容を見る限り本当に信じられない。
なんでこんな酷いことが出来るの?と怒りと辛いという気持ちが入り交じって何も出来ない自分がもどかしいです。



また、ミャンマーの歴史は約50年程国軍が国を治めていたらしいのですが、暗黒時代と言われるほど市民は苦しめられていたそうです。

だからこそ、市民はこんな社会を変えようと何度も選挙で国軍に立ち向かいましたが選挙で勝利しても、国軍がそれを認めず、反発する市民は弾圧され続けました。

しかし、遂に2011年選挙で勝利をおさめ、国軍から開放されたミャンマーは民主化と経済改革が進められました。


それなのに今回軍が、去年11月に行われた選挙に対して不正だと訴えクーデターを起こし、昔のように市民を弾圧し始めて現在に至るそうです。


▼3本指の意味

ニュースを見ているとミャンマー人が人差し指・中指・薬指の3本の指を立ててデモをしている姿を見ますが、これは"市民が権威主義的な支配階級に立ち向かう"というストーリーの映画『ハンガー・ゲーム』に出てくる独裁への抵抗を表したポーズだそうです。

そして、そのポーズと共に日本に求められていることというのが、国軍への圧力です。

軍事独裁政権を止めるには、外国からの圧力や介入が絶対に必要とのことですが、国外のタイ、カンボジア、フィリピンは「内政問題だ」とし不干渉の立場。ベトナム、ブルネイは「状況を見守る」と介入しない姿勢だそうです。


しかし、アメリカはすでにクーデターを主導した軍のトップらへの制裁を発表し、EU=ヨーロッパ連合も経済制裁を含めた対応の検討を始めているなど、軍へ圧力をかける方向で動いている国もいます。


日本はどのような行動にでるかわかりませんが、是非ミャンマーを助ける行動に出て欲しいです。


ミャンマーに1日でも早く平和な日常が戻りますように。


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長くなりましたが
今後自分がミャンマーの現状をニュースで見たときに少しでも話についていけるようにとまとめさせてもらいました。

かなり低レベルな記事で正直恥ずかしいですが、もしこの記事が役に立てればうれしいです。







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