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【香港99日間 #8】超便利!iPhoneにオクトパス(Octopus/八達通)いれて持ち歩こう

オクトパス(Octopus/八達通)は香港で移動や買い物に使える交通系電子マネーです。iPhoneに入れておくとさらに便利に使えますので、その方法についてお伝えします。

オクトパスは日本でいうと、SuicaやPasmo、Icocaを想像していただくのが良いと思います。オクトパスは地下鉄やバスだけでなく、多くの店舗での買い物に利用でき、コンビニはもちろん、ドラッグストアや売店、レストラン等でも使用できます。市街地でしたら日本よりも使えるところが多く、クレジットカードとオクトパスがあれば、ほとんどの決済がキャッシュレスでできてしまいます。香港での決済事情についてはこちら

オクトパスはこれまでカードタイプのものだけでしたが、最近、スマホに対応しました。(ただし旅行者用はiPhone用のみで、Androidには対応していません・・・。)

カードタイプのものは現金でしかチャージできないのですが、iPhoneに入ったオクトパスはクレジットカードからチャージできるため完全キャッシュレスで決済が行えます。スマートフォンで完結するので、カードをわざわざ財布などから出さなくても済むのも防犯上安心です。

さらに、インストールとチャージは日本でも行えますので、出発前に設定しておけば現地でスムーズに移動や買い物ができます。ここではその方法について紹介します。また、私が使用しているときに若干トラブルもありましたので、それについても触れたいと思います。


カードタイプを入手したい方はこちらの記事を参考にしてください

まずはアプリをインストール

こちらのリンクを開くか、App Storeを開き、Octopusで検索しましょう。「Octopus 八達通」と「Octopus for Tourists」の二種類がありますが、「Octopus for Tourists」の方を選びます。なぜかというと「Octopus 八達通」は香港に在住者のためのアプリで、香港での電話番号を持っていないと登録ができないためです。

インストールしたアプリを開き、+ボタンを押し、Add New Octopusという画面を開きます。新規にオクトパスを作る場合にはAdd New Octopus、すでにカードタイプのオクトパスを持っていて、アプリに入れてしまいたいならTransfer Physical Octopus Cardを選択します。Terms and Conditions(利用規約)に✓をいれ、Nextを押します。

カードの追加方法の選択

続いて、購入の画面に移ります。「Top Up Amount」というのは初期チャージ金額のことです。最低でも100香港ドル(約1900円)必要です。「Refundable Deposit」は保証金のことです。解約すると手数料が差し引かれて戻ってきます。「Payment Currency」は支払い通貨です。日本のカードを持っているのであれば日本円を選択しておきます。金額を確認して「Pay with Apple Pay」ボタンを押すと登録されているクレジットカードで購入できます。※あらかじめクレジットカードをiPhoneに登録しておく必要があります。

Octopusの購入

決済が完了するとカードが追加されます。1分ほど待つとしたのような画面になります。ちょっと時間がかかり不安になりますが、気長に待ちます。


購入成功

ウォレットアプリを開くとオクトパスカードが追加されていることが分かります。

さらに右上の「・・・」ボタンからカードの詳細を選択し、開いた画面からエクスプレスカードを開き、オクトパスのスイッチを入れておくと、スマホを取り出してすぐにタッチして決済ができます。わざわざスマホのロックを解除してウォレットアプリからオクトパスを開かなくてもよくなります。(オクトパスが2枚ありますが、今回の説明のために作ったものです。通常は1枚のみ表示されます。Suicaは日本で使っているものです)。

早速使ってみよう

電車に乗る場合は完全に日本と同じです。黄色いオクトパスのマークがある箇所にタッチすればゲートが開きます。古いタイプのものはタッチしたあとに自分でゲートを押して通ります。スターフェリーはこのタイプのものが使われています。こちらの記事を参考にしてください。

電車の改札でOctopusを使う

買い物のときも日本とほぼ同じです。「I would like to pay by Octopus」「八達通(バッダットン;発音はこちら)」と店員さんに伝えればオクトパスの端末で払えるようにしてくれます。現地の人の様子を見ると、スマホを持っていれば何も言わなくてもオクトパスで支払いできるっぽいです。

スーパーのセルフレジでもオクトパスは使えます。

チャージ方法

Suicaと同じで、プリペイド式ですのでチャージが必要です。Octopus Touristsアプリを開き、Top Upボタンを押します。日本語では「チャージ」と言いますが、「チャージ」だと通じません。こちらでは「top up」といいます。「reload」や「add value」 でも通じます。チャージしたい金額を入れて、Top Upを押します。Apple Payでできますので、現金を経由しなくてもすみます。

もちろん現金でのチャージも可能です。駅やコンビニ(セブンイレブンやサークルKがあります)に行き、「I would like to top up my Octopus.」と言って現金を店員さんに渡せばOKです。

返金方法

日本に帰るときには返金手続きをしましょう。Octopus TouristsアプリからSettings → Refundを選択します。11香港ドル差し引かれて金額がクレジットカードに戻ってきます。6〜8週間かかるそうですが、実際に試して改めてご報告します。

注意点

私の環境に原因があるのかもしれませんが、なぜか時々、チャージができないことがあります。クレジットカードが止められてしまったわけでもなく、オクトパスに電話で聞いても原因がわからないという状況です。1日くらい時間が経つと使えるようになります。現金でもチャージできますので、大きな問題にはなりませんが、現金を用意しておくか、複数の決済手段を用意しておくのが良いと思います。

カードタイプのオクトパスでも十分に便利ではあるのですが、iPhoneにいれておくとさらに便利に使えます。ぜひ使っていただければと思います。

聽日見!


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