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地産地消チャレンジ〜福島編〜

こんにちは〜
私は『Next gastronomia』という食について若者主体で考えていくグループに参加してます。去年度はローカルガストロノミーを考えるイベントを開催しました。
詳しくはイベントレポート見てみてください!↓
(一緒に活動したい人も募集してます〜)

地元で採れた野菜で作った料理は、やっぱりいいよね!」
「安くても遠い場所で採れた野菜じゃなくて、地産地消目指したいよね!」

(...えっと何故そこまで地産地消にこだわってるんだっけ?)
確かに地産地消の方が輸送コストもかからないし、新鮮な野菜を食べることができて良いと思うけど...あれ。

「とりあえずさ、地産地消とか口だけじゃなくてさ、やりなよ」
Next gastronomiaの活動で大変お世話になっている高山シェフが一言。

ということで、
まずは自分の住んでいる『福島』から地産地消チャレンジを行いました!
#地産地消チャレンジ #LP4LC (Local production for local consumption)
(実施日: 2021年3月10日)

<ルール>
1. 途中で諦めるくらいなら、自分のできる範囲で達成する
---まずは1日3食とか短いスパンでやってみる
---挫折するくらいなら調味料は考えない
---できるなら飲み物にも目を向けてみる
2. 自分の住んでいる都道府県のものだけを食べて良い

1. "福島"の買い出し

買い出しは本当に大変でした。
正直なところ、超面倒でした笑
買い物中に「なんでこんな企画したんだ...」と何度も思ったんです笑

福島のものを探すのが大変なのです。
普段は「これが食べたい」→「食べたい料理の具材を探す」
今回は「食材を見つける」→「これが最大限生かせる料理を考える」
探し方が全く違うんです...笑
果物、葉物...など場所が分かれてたりしますが、産地ではあまり分かれてないので、とりあえずスーパーをまわって福島の文字を探す。
「福島県産の野菜」コーナーがあったのですが、ここの野菜だけでは料理下手な私には難しい...。とりあえず他を見よう...。

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ただ福島、その中でも住んでいる会津地方はとても豊かな地域です。
魚以外なら頑張れるはず...(魚は無事撃沈。生魚はありませんでした!)


お魚がダメならお肉!と思ってお肉コーナーに向かう...
が、福島産のものは国産の黒毛和牛しかありませんでした。
なぜかその日は会津地鶏は売ってなくて...
黒毛和牛だし、国産だし、そりゃあ高いんですよ...笑

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「あれ、さっきの福島の野菜コーナーに春菊あったし、白菜もあったなぁ...」
もう料理が思いつかないので、すき焼き!

めんどくさがりの私は、ここですき焼きに決めちゃいました。


ならば、お豆腐
福島にお豆腐のイメージはないけど、ありそうだなぁ...と思いつつ。
ちゃんとありました!
実はお豆腐はそこまで値段が変わらないことに驚きました。(多少は会津産は高い)
「会津のお豆腐高いんだろうなー」という先入観があったことに気づきました。

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会津地鶏あるし...
卵には会津の卵のコーナーがありました!写真の一番右のラックは大体会津産なんですが、6個で200円級の卵が並ぶと貧乏学生としては選びにくい...
(10個で200円ほどの卵パックが隣に並んでると、できればそっちを選びたい)
と思いつつ、せっかくなので6個で300円近い「会津地鶏のたまご」をゲット。

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喜多方ラーメンとかあるし、麺類もいけるかも...。
会津の蕎麦、猪苗代の蕎麦...!おお!これは蕎麦にしよう!

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朝ごはんとして牛乳ヨーグルトも買ってみましょう。

牛乳については会津のべこの乳、角田牛乳、郡山にある酪王牛乳など!
福島産の牛乳がたくさんありました。

・セブンプレミアム(185円/1000ml)
・森永のおいしい牛乳(228円/1000ml)
・明治おいしい牛乳(238円/900ml)

・べこの乳(268円/1000ml)
・角田牛乳(208円/1000ml)
・酪王牛乳(198円/1000ml)

プライベートブランドと比較すると福島県の牛乳は高い...が「おいしい牛乳」は900mlだし、実はそこまで変わらない!
(特売日があったり、値段は日にちによって多少上下すると思いますが)

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次はヨーグルトですね。しっかり福島にもあります(そりゃあ牛乳があるので)。 
400gで大体200円なので、写真左隣のビヒダスヨーグルトなら高くても150円で売ってるので、高い...(もちろん他に200円程度のヨーグルトはあるので、ずば抜けて福島のヨーグルトが高いというわけではないと思います)

私はヨーグルトを毎日200gくらい食べるので、1ヶ月15個食べるとして、

224円(べこの乳ヨーグルト) - 115円(安いときのビヒダスヨーグルト)
=約100円

がヨーグルト1個分の差額。
つまり1ヶ月で1500円の差が出ることになりますね...
(払えなくはないけど...美味しいケーキくらいは買えそう笑)

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そうだ、水と牛乳以外に何か飲めるものは...
と思いお茶コーナーへ。

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ばっちり福島県産のお茶が。
値段としては100gあたり、だいたい500円くらい。
伊藤園のお茶は150gあたり、450円くらい。
「やっぱり会津は高いのか...?」
と思ったんですが、会津のお店が売ってるお茶に『静岡の香り』と書いてあるではないですか!

ここで気づいたことが2つ。

・福島で売っているからと言って、福島産とは限らない
・嗜好品に関しては、値段はもはやバラバラなのでその人の好み次第

お茶に関しては、「福島産」が何かわからなくなっちゃったので、チャレンジの間は水を飲んで過ごすことにしました。


あとお米です。
お米はおうちにあった猪苗代のお米。(これすっごい美味しいんです)

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結局入手した福島産の食材は以下のようになります。

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少し驚いたのは、会津産のものが余りやすいのか、いつもよりも割引シールのついている商品が多いような気がしました(時間帯のせいかもしれませんが)。
私はすぐ食べる予定だったので、ラッキーと思って割引された商品を買いました笑
田舎は都会よりも割引がないと思っていたので、これは驚きでした。

2. 料理

いや、ね。買ったのはいいんですけど、そういえば私料理できない...。

そうなんですよ、料理できないんですよね私。
ただ買い出しで「すき焼きじゃ!」と決めていたので、どうにかなったかな...と。

<買ったけど、地産地消チャレンジの日に使わなかった食材>
くきたち(会津美里町産)
→あえもの作ろうと思ってたものの、作らなかった
きぬどうふ(会津若松市)
→お味噌汁を作ろうと思ったが、作らなかった
角田牛乳
→牛乳飲もうと思ってたがメニューに対して微妙で、飲み物は水だけ

胡麻和え、お味噌汁は翌日作って食べましたが、地産地消の1日チャレンジには入らないので料理には書いていません。

(注) 私のうっかりで、朝のヨーグルトと果物、すき焼きに関しては写真を撮り忘れてしまったのでイメージです。

朝ごはん「ヨーグルトと果物」

・酪王牛乳のヨーグルト
・会津の雪 ソフトクリーミィヨーグルト いちご(べこ乳のヨーグルトドリンク)
・福島県喜多方市産りんご
・福島県いわき産いちご

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お昼ご飯「そば」

・会津の山都そば
・会津地鶏のたまご
・会津坂下町産小松菜 (申し訳程度...笑)
・家にあった麺つゆ

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夜ご飯「すき焼き」

・会津若松市産 春菊
・会津若松市産 白菜
・会津若松市産 長ネギ
・会津美里町産 椎茸
・会津若松市の豆腐
・会津のしらたき
・福島県産 国産黒毛和牛
・会津地鶏のたまご
・ご飯(いなわしろ天のつぶ)
・家にあった醤油、砂糖などで味付け

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3. 食べる

いつもよりも高価な食材使えばそりゃ美味しい。
自分で産地にこだわって、料理も普段よりも考えて作ったからか、美味しい。

「これは少し北で作られてるんだなぁ...」
と思いながら食べたりしたのが、とても新鮮でした。

すき焼きを1人で食べるのも寂しかったので、友達を呼んで美味しく食べました!

4.  感想

まずは「カレー食べたいな」という気持ちでこのチャレンジを始めたのがまずよくなかった。福島のジャガイモとか売ってません笑

今までは「地産地消は大事」という定型文を覚えていたんだ、
ということに気づきました。実際にやったことなかったんです。

この感想をグループ内で共有したところ、
「料理というのは、食材から食べるものを作ることなんだけど、それをみんな少し間違えちゃってるんだよね」
とシェフが一言。

つまり「カレー作りたいからジャガイモと〜」と集めて作るのは料理ではない...。
この言葉が心に響いて『料理ってなんだろう』と思いました。
何かがおかしい気がする...というか自然ではないかもしれない...。

自分は食材を知らなかったことにも気づきました。
スーパーに行ってなんとなく買えればそれで良いと思っていました。
だってスーパーに行ったら野菜の種類で言えば大体手に入るし、スーパーに売ってない野菜を求めるほど料理は凝ったことがないので...笑
食材を知る機会も今までになかったかもなぁ...と。
もっと地元の農産物に目を向けられるような仕組みがあるといいなと思います。

(注) スーパーがダメなんだ〜ではなく、スーパーは自分の居住地で食べられない食材を簡単に食べられるようにした先人たちの偉業だと思います。(例えば福島の人が「魚が食べたい!」などを叶えられる)
「カレーが食べたい」という買い物中の私の希望は叶えることができます。
スーパーに揃っているのはすごいと思う。
これはこれで素晴らしいので、(アレルギーとか食べれるものが限られる人もいるかもしれないし)なくしたい!とかではないってことをひとことだけ。

農林水産省でも地産地消の推進を行なっているみたいです(リンク参照)。
ただ、これを書いている人、そして読んでいる人が私みたいに「地産地消」を定型文のように感じてしまっていたら、多分あまり響いてないのかも知れないと思いました。わかってるつもりだと自分を疑ってみて、料理って、食事って、食ってなんだろう、って考えてみるのが大事かなと私は思います。
(私は自分が知らなさすぎて、色々考えてしまった笑)


ともかく、

今回の料理は「春菊、白菜、お肉」から「すき焼き」にしたけど、これは自分が作れて楽だから、という理由だし、これを毎日食べるわけにもいかない。もし自分の料理の技術が今のレベルだったら地消地産チャレンジは続けられないです。

ただ私の料理レベルでも福島県だけの食材で達成できたというのは、日本全国の中でも福島県ってすごいかも!(魚は無理だったけど)
何も手に入らないという県(人)もいる中で、どうにかある程度のものは揃う福島県。というかほとんど会津地方で揃う!
淡路島は地産地消できてて自給率100%超えていることで有名ですが、もしかしたら目指していないから達成できてないだけで、地産地消できる場所がいっぱいあるかも!

「福島の食べものは美味しいからね〜」と言われると、住民からするととても嬉しくなります。が、自分がそう断言できるまで福島の食べ物を考えてきてなかったことに気づきました。
もっというと、自分が日々のご飯を意識してませんでした。
でも自分はもっと自分のご飯について知ってると思っていました。
そして料理は、「料理から食材」ではなく「食材から料理」を体感しました。

家にいる機会も増えて、料理する機会が増えた方も多いのではないでしょうか。
ぜひ『料理』という意味を考えてみてほしいな〜と思います。
私は、「食べたいもの」はそのとき体が欲しているもの。つまり、食べたいものを食べたい時に食べるのが大事だと思っています。だからスーパーのように色々なものが手に入る環境は大事だしなくなったら嫌です。
ただその一方で、その土地にあるものをうまく組み合わせて食べる、ということが料理なんだなと感じ、それもできるようになりたいと思いました。

私は地消地産チャレンジでたくさんのことを考えました。
自分の住んでいる土地の特徴や特産物を知ることもできる良い機会になります。
是非みなさんもハッシュタグつけて挑戦してみて欲しいと思います!
#地産地消チャレンジ #LP4LC (Local production for local consumption)

読んでくださって、ありがとうございます!

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