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息子の半べそで思い出す金八先生の言葉

今日も息子(2歳)の話題です。
昨日書いたようにイヤイヤ期が本格化して少し荒れ気味です。

気に入らないと...

 何をしてもイヤイヤ。食事の時に「チョコレートを食べたい」といってお茶碗をひっくり返す。テレビ番組が終わってしまいリモコンを投げる、などなど。
 やはり、やってはいけないことはちゃんと「やってはいけない」ということを教えなければなりませんから叱ります。
そうすると上目遣いで私の顔色をうかがいながら、目を真っ赤にして涙をいっぱい溜めます。
 悔しい気持ち、悲しい気持ちはいたいほど分かります。

思い出す金八先生の言葉

 たぶん、今の親世代はほとんど知らないであろう、テレビドラマ「3年B組金八先生」。武田鉄矢さんが演じる中学校教師・坂本金八が主人公のドラマで、「15歳の母」や「腐ったみかんの方程式」で世間の話題を集めた頃は私もまだ小学生でした。今は体罰に対してうるさくなりましたが、当時は教師も生徒も力で勝負というような時代でした。

 「腐ったみかんの方程式」では2人の生徒を平手で殴り、そして強く抱きしめると言うシーンがありました。その後の続編でも「殴った後そのあと思いっきり抱きしめればいい。」と金八先生が言っていたのを思い出します。

叱ったら抱きしめる

特に息子は以前から叱られると「抱っこ」という子でした。叱った時はしっかり反省させるためにも突き放した方がいいとも思うし、彼にとってお父さん、お母さんは大きな存在で、叱られたら気持ち的には殴られたのと同じだから、金八先生の言葉のように、抱っこして「君のことが大事なんだよ」と肌で伝える方がいいのか少し思い悩むのですが、抱っこするようにしています。

正解はないけど

突き放すか、抱っこするか、どちらが正解かは分かりません。でも、自分が叱られたときや失敗したときのことを考えると、なんだか人格まで否定されたような気分になってしまいます。それが自信をなくすきっかけになったり、悩みになったり...。

だから、叱られても「あなたのことは大切なんだよ」と言葉じゃないけど抱っこすることでメッセージを送って、自己否定に繋がらないようにしたいという思いがあります。

もちろん、こんなこといつまでできるか分かりません。大きな壁にぶつかるのは私が抱っこなんかできなくなった後の方が多いと思います。でも、その時しっかりとした根っこがあればきっと乗り越えることができる。そう信じています。

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