見出し画像

J2 第17節 新潟 vs 甲府

¡Holla!

 前半

 甲府の守備は自陣へ侵入するパスに対して強くいく感じなのか?FWはCB間に立ち、規制をかけるだけ。侵入された後は、PA前に2列のブロック。スライドを徹底して中へのパスコースをしっかり消せている。
 攻撃はつなぎながら相手陣地で泉澤のドリブル、クロスが目立つので、新潟はそこの対応とクロスの折り返しの対応を上手く行って欲しい。

 新潟は縦パスのインターセプトを狙う前掛かりの守備。前に連動してボランチもマークへ強く当たれている。甲府もつないでくるので中央でパスカットしたい。

入りはかなり良いのでは。10分には、高木のミドルシュート。初めて見たけど結構良いシュートだった。

 甲府は相手陣地に取りに行ってもパスコースを切ることが優先なので、動き続てパスコースを作れれば上手くいく。簡単に裏狙いのパスは奪われやすく、リズムも悪くなる。使うなら相手がかなり前掛かりになったらGKの届かない場所に出して欲しい。

 甲府先制(21分)
 飲水タイム直前に新潟のパスミスをインターセプトしてそのままシュート。ここまで新潟が押し込んでいたので、かなり嫌な失点。つなぎながら攻めることがチームの戦術。ミスから失点しやすいので、上手く切り替えてほしい。前半で追いつければ、問題なし。

 甲府のスライドが良く、攻めあぐねていて、PAにはまだ侵入できていない。
・奪われた後の切り替えからショートカウンター
・セットプレー(甲府はゾーンなのでCKもチャンスでは。)
・ダイレクトや選手を一人飛ばすパスで相手をずらしたい。

 新潟同点!(35分)
 高木のドリブルでPAに侵入。パスをつなぎクロスからシュート。やはり、PAに侵入出来れば得点のチャンスは大きい。

 甲府は失点後から、つないでゴール前まで迫るようになるポストプレーを使い、つなぎが上手い。
 中央の3人が近い位置にいるので、新潟は中央に3人いないと難しい。

 後半

 甲府は前へ奪いに行く守備へ変更したよう。ただ、新潟の縦パスで一気に下がらされているので危険。

 一方、今日の新潟は谷口の裏抜けが効果的。1人でも近い位置にいればセカンドボールも拾えるので、追いつく人が欲しい。縦パスが通るようになってから、前へ運びやすくなっている。ただシュートが打てていないので奪われ方に注意。

 新潟逆転!(56分)
 良くない雰囲気かと思ったら、奪ってからショートカウンターで逆転。

 逆転後、新潟の守備がゆっくりしたものになり、甲府に攻め込まれる。クロス、CKを許しすぎ。奪った後の押し上げも遅い。何度もクロスが上がると、いつかドンピシャクロスが来て失点する。

 逆転から甲府は、つなぎやすくなったので、押し込み続けてPAに侵入出来ればチャンスになる。
 新潟は押し込まれる状況で1トップが孤立しないようにサポートし続け、自分達のポゼッションの時間帯を少しでも作ることで失点しづらくなる。

 試合終盤はかなりオープンな試合内容になってきた。互いにシュートまで行けていないのでキツい。甲府は前線に3人投入したので、スプリントが出来れば、有利になると思う。

 80分代になって、新潟は攻める気がなくサイドで保持し続けている。甲府は人に強く行かないとずるずると試合が進んでしまう。

 甲府同点(89分)
 ロングスロー、CKなど前へボールを入れ続ける中で、こぼれ球を押し込む。

 感想

 甲府は運良く先制してから逆転されるまでの間に得点できそうな感じがしなかった。逆に新潟は良く守れていた。
 甲府もボールを前まで運べたら、泉澤のドリブルやクロスからファーに飛び込む形が繰り返せていた。終盤のパワープレーも迫力もあった。

 これまではなかった形での2失点だった。特に、終了間際に失点したのが悔やまれる。
 結果論だけど、1点差なら通常通りに攻め続けながら、無理なパスはしないという方が相手を押し込む事もできて上手く時間を消費できるのではないかと思う。難しいけど川崎フロンターレみたいに3点差つくまで攻め続けるスタイルまで行けるようになれれば、今日みたいな終わり方はなくなるはず。

Esto es todo. Gracias.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?