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「感受性が強いって素晴しいこと」

虚無感で目覚める朝。
思い浮かぶのは(浮かんでしまうのは)仕事のこと。

「一難去ってはまた一難」という言葉がが本当にぴったりな部署に異動になり、半年たった今。特に緊急の対応案件がなくても、もともと不安障害気味な私、未来に対して不安に思うことが更に強く、習慣のようなものになってきてしまった。

このままではいかん。

Google先生に聞いてみた。「虚無感で目覚める」で検索。
几帳面な人、神経質なひと、真面目な人、感受性豊かな人。
そんな人がよく私みたいな感情になるらしい。
確かにHSP気質もある私、そうかそうかと受け入れることにした。

本棚の本を漁る、そんな朝。

積読のたまった本棚。
以前は毎週末本屋さんに行って、気分のままに気になる本を選んでいたのだけど、近頃はというもの、本屋さんに行くことも、ましてや本を読むことすら億劫に感じてしまっていた。何もやる気が出ない日々だったね。
大丈夫かな(笑)

今日は、ゆっくり、まったり、時間を使おう。
本棚のから、なんとなく気になった吉本ばななさんの「キッチン」を手に取った。

そして、一気に読みきった。


読んでる途中に「今の私にぴったりの本なのかもしれない」
そう思い立ち、あとがきを読んだ。

「感受性の強さからくる苦悩と孤独にはほとんど耐えがたいくらいにきつい側面がある。ーーー日々苦しく切ない思いをしていることでいつしか乾燥してしまって、外部からのうるおいを求めている、そんな心を持つ人に届けたい。」

引用:吉本ばなな著「キッチン」あとがき

書いてても涙出そう。笑
ばななさんの言葉に、なんだかわからないけれど、心がふっと軽くなり、心底救われた気がした。

私みたいな感情を抱きながら、正体のわからない不安と戦いながら、毎日を生きている人がいる。私だけじゃないと思えたし、そんな人たちに「あなただけじゃないよ!」って心底叫びたくなった。で、noteに手が伸びた。

「どうしても、自分が死ぬということを感じ続けていたい。でないと生きている気がしない。だから、こんな人生になった。」

引用:吉本ばなな「キッチン」より

私ごと、先日25歳の誕生日を迎えた。
自分が選んだ職場に文句を言いながら生きるのはいい加減ダサ過ぎる。

人生一度きり。家族もいつまで元気でいてくれるかわからない。
自分も、自分の大切な人もいつまで元気で入れるかわからない。

人生楽しんだもんが勝ちってほんとその通り。

完全なる私の思いのたけを書き綴っただけになっちゃったけど、
同じ思いの方がいたら、一緒に、頑張っていきたい。1人じゃないぞ!


今日はここまで。
読んでくれてありがとうございました^^

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