面談や面接でどこまで本音を話すか
こんにちは、クロモジ(@96kuromoji)です。
就職・転職活動の面接や、上司・部下との面談など、評価が絡むような面談・面接って難しいですよね。
評価する側もされる側も経験がありますが「どこまで本音を話すべきなのか」をいつも悩んでしまいます。
今回は、面談や面接、どこまで本音を話すかについて、現時点での私の考えを書きます。
結論:本音を伝えないと意味がない
いきなり結論を書きますが、面談・面接では本音を伝えた方が良いと思っています。理由は以下の2点です。
本音を伝えないと、後でお互い苦しくなる
1つ目は、本音を伝えないと、後でお互い苦しくなるからです。
例えば、就職・転職の場で、本当は全然入社する気もないのに「志望度が1番高いです」と伝えたらどうでしょうか。
企業には、採用する気で内定を出したのに辞退されてしまい、別の候補者を見つけるためにさらに採用コストがかかってしまいます。
候補者も内定自体の言い訳を必死になって考えなければならなくて大変です。
また、上司との面談において、本当は仕事量が多すぎて限界なのに「まだいけます」と伝えたらどうでしょう。
ただでさえ忙しいのにさらに仕事が増えて、辛くなるかもしれません。辛くなって休んでしまったら、上司も再度割り振りを考えなければならなくなります。
無理をして本音を隠してもいいことはないので、きちんと本音を伝えた方がいいですね。
大抵の本音はバレていて、隠しても信用を下げるだけ
2つ目は、大抵の本音はバレているから隠しても意味がない、です。
うまく本音を隠しているつもりでいても、大抵の本音は相手にバレています。
例えば、先ほどの「志望度が1番高いです」ですが、志望理由や選考状況などを聞けば、本当かどうかは大体わかります。
そもそもこの答えの結果によって、内定の結論を変えることもしたことがありません。むしろ他社が進んでいたことによって、条件を少しよくしたこともあるくらいです。
上司との面談でも、面談の場で伝えた言葉だけを信じることは基本ありません。普段の表情や勤務状況、仕事への取り組み方などを見てコンディションを測るので、「頑張れます」と言われても「この人、自分のこと分かってないな」と心配になることもあります。
隠しているとバレているのに本当のことを言わないと信用をなくしかねないので、素直になって伝えた方がいいんじゃないかなと思います。
相手も人間、伝え方は考えたい
このように、基本的には本音を伝えた方がお互いにとってメリットが大きいと思うのですが、言葉選びには気をつけたいものです。
「他社の方が魅力的です。スカウト来たから面接受けているだけです」と言われて喜ぶ面接官はいません。
「あと○社、他に選考を受けています。面接を進める中で、こういう条件で考えていきたいと思っています。御社は〜が魅力的ですが、XXの部分が気になっております。」くらいに留めた方がよさそうです。
上司との面談でも、いきなりキレられたり、泣かれたりしても困ってしまうので、何に困っているのか、どうしたいと思っているのかを冷静に会話できるとありがたいです。
評価する・されるとはいえ、人間同士のコミュニケーション。
お互いに敬意を持って対話できるといいですね。
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