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長く続けるために大切な2つのこと

何か新しいこと挑戦したいな、という方へ、長く走り続けるコツを今日はお伝えいたします。

これからスポ―ツの走り方の話をしますが、僕はちゃんと走っていないので、聞きかじりの話です。「何か違うな。おまえ、走っていないだろ」ということは、あらかじめご了承のうえで、お読みいただけると幸いです。

僕がよく走っていたのは、大学時代に芝居をやっていたときです。ある芝居で走ることになり、東京にある迎賓館のまわりを3.5キロぐらい毎日2回走っていました。走り方はめちゃくちゃでしたね。

マラソンで重要なのは、「フォーム」「呼吸」ではないでしょうか。足のつき方がこれぐらいの角度がいい、足を出すんじゃなくて太ももを出しましょう、骨盤を出しましょうとかね。いずれにしてもフォームがとても大事ですよと言われています。

もう1つの「呼吸」。呼吸は『2回吸って1回吐く』。フッフッハー、フッフッハー。テンポをもちながら、ずっと繰り返していく。それで走り続けることができるということです。

僕はこれを聞いて、キックボクシングと一緒だと思いました。還暦ですが、週に1回か2回はキックボクシングのジムに行って、ちょっと汗を流すようにしています。

やはり最初はフォームが大切です。たとえば、パンチは手を伸ばすのではなく、身体をまわしたときに、いきおいによって手が伸びる。そういう動きで体重をのせることができる。

フォームが大切であることは、スポーツだけではなく、すべてのことに対して言えると思っています。フォーム=基本の型はビジネスでもそうですね。たとえば、ネットを使って集客をしましょうといったときでも、基本は存在しています。将棋でいう「定跡」みたいなものですね。その「定跡」をまずやってみて、それを身体に入れて、「定跡はいつでもできますよ」という状態にしたのちに、自分なりのアレンジを加えていくことが正しいやり方だと思うんですよね。

これは守破離と呼ばれています。まず型を守る。そこから少し離れる。そして自分流のものをつくっていく。これが走り続けるコツだと思います。

まずは「フォーム」=ベースを守っていく。経営にしても何にしても、走り続けていくということは、ずっとそれを続けていくわけなので、フォームが悪い、つまり基本ができていないと、結構早めに疲れちゃうと思うんですね。

僕はそうでした。我流でビジネスや趣味などをやっていると、壁に当たるところも早めにきてしまう。早めに壁に当たってしまい、それまで我流でやってきたから、急にベースに戻るのもちょっと嫌だなと思ったり、戻ろうとしても戻れなかったり、変な知識が入っていますからね。そういうことがあって戻れないこともありました。

なので、まずは理にかなったフォームをかためる。ビジネスでいえば基本を知るということ。これはコミュニケーションでも同じですね。まずベーステクニック。基本的なところを知っていくこと。モテでも同じだと思います。異性と会って最初に話をするときに重要なことは? というところです。

まず見た目を整えていき、話始めとして何をして、という基本はあるんですよ。そしてそれを繰り返して身体に落とすことも、またとても大事です。「知っている」と「できる」は大違いですからね。

そして、長く走り続けるためにはペースも大切です。「呼吸」のところですね。ビジネスやコミュニケーションにおいて、自分が一番続けられるペースは何かを知ること。このペース配分がうまくいかないと、息が続かなくなることがあるわけです。長く続けていくためにはフォームをかためて、ペースを守る。これをやっていくことが長くできるコツだと思います。



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