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憧れの住まいは、心理タイプでまったく違う

それでは本編を始めていきたいと思います。

本日は「憧れの住まい」ということで、みなさんはどういった住まいに憧れますか。人によって家に対して求めるものは違いますよね。まずは大きな部分として、「家に何を求めるか」ということが大切だと思うのです。

基本的な要件は絶対必要ですよね。安全が確保されている、夏は涼しく冬は暖かいとか。その上にある憧れの家は何か、というのが今回のお話です。

心の側面からみると、大きく2つあると思います。心の安らぎを求める方とプライドや見え方。ここに焦点を置く方。それぞれ決めていかないと憧れの住まいはできてこないんじゃないかなと思います。

心の安らぎを求める方はどこに家を建てるか。それは立地だったり、あるいは持ち家なのかマンションなのかいろんなことがありますが、人からどう見られるかより、自分が安らぐかどうかですね。

そして、プライドや見え方というのを気にされる方は、自分が安らげるかどうかより、人からどう見られるかを優先する。たとえば、タワマン。「タワマンの最上階に住んでいます」というと、やはりステータスとしてはすごく高いんじゃないかなと思います。世間一般的にです。あるいはどこの土地でも高級住宅地と言われるところがありますよね。「どこに住んでいるんですか?」と聞かれて、そこの土地の名前を言うと「お!すごくいいところに住んでいらっしゃいますね」というような答えが返ってくるので、住むならそういう土地に住みたいというようなこともあると思います。

これを読まれているあなたは心のやすらぎ派ですか?それともステータス派ですか?僕はどちらかというとステータス派かな。かといって別にタワマンに住みたいとか高級住宅地に住みたいということはないんですけれども。でも、心のやすらぎを求めるよりはステータスを求めるところがあります。

僕、最近引っ越ししたんですよ。マンションを買いました。ちょっとこだわったのは「最上階がいいなぁ」というのもの。タワマンじゃないですよ。15階建てのマンションなので、15階です。やっぱり最上階はいいなと思ったりするんですよ。さもしいと言えばさもしいですけれど、エレベーターに乗ったときにポッと最上階を押すこの気分のよさを買った、みたいなのものがあったりしますね。

家に帰ってきて最上階で、自分のところから景色が広がっているところを見ると「おー!よしよし」みたいに思う。憧れの住まいに近いもののところに住めているのかな、という気がします。

けれど、僕がマンション買った同じ金額で、都会じゃなくてもいいから、もう少し住みやすい環境がいいと。心のやすらぎ派の人が家をつくると、本当に自分の納得のいく心がやすらぐような一軒家建てることができると思うんですよ。

あるいは一緒に住む人がまったく自分と真逆みたいなところになると、どっちをとっていくかは非常に微妙な問題になりますよね。そこをどう話をしながら折り合いをつけていくのか、憧れの家をつくっていくには1つのハードルであり、楽しみでもあるのかなと思います。

「あなたは家に何を求めますか?」、「私は家にこれを求めます」、「ここが譲れないところです」、「ここまでは譲れます」というお互いに1つ1つ出し合って、どこまで譲れてどこまで譲れないかっていうのを先に出して、そこからどんな家にしていくのか。いろいろお話をしていただければと思います。カンタンにはぽんぽんと買えないからこそ、ぜひ考えていい家に向かってください!

いいねやフォローをありがとうございます。この記事はVoicy 『聴くだけで「使える」心理学』から抜粋し、読むだけで使っていただける記事として掲載しています。本編音声はこちらから↓↓


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