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千年鯨の旅日記in信州5

0.前回のあらすじ

 黒部ダムが近くにあることを知った私は、行きたいと願う。
 しかし、本来の旅の目的先を行くべきだという考えで黒部ダムは今度の旅に訪れようということになった。

1.雨の中、安曇野にて

 1日目は晴れだったが、2日目には台風の影響なのか雨が降っていた。
 台風が近づいているのを感じながらも朝食を食べる。
 その後は旅の支度をしながら、テレビの天気予報を見る。
 黒部ダムに行こうと思っていたが、この雨ならきついだろう。

 その後、出発の準備ができたので安曇野ちひろ美術館に向かった。
 田んぼ、そしてそばの畑の間を走って30分後、安曇野ちひろ美術館に到着する。
 自然に囲まれたのどかな風景、そこにいわさきちひろの美術館があった。

2.いわさきちひろとは?

 いわさきちひろとは絵本で有名な画家である。
 幻影的な絵が特徴であり、一度見たら誰もが忘れられないであろう。
 いわさきちひろの美術館があるのは東京と安曇野。
 安曇野はいわさきちひろが住んでいた東京から疎開した地である。
 その縁があって、住まいがあった東京と第二のふるさとである安曇野に美術館があるのだ。

3.自然と心が浄化される素敵な美術館

 いわさきちひろの絵、そして彼女の生涯や世界中の絵本などあらゆるものに触れられた。
 懐かしい気持ちになったり、心がほっこりしたりと癒された。
 昔は自分もこんな気持ちあったなあと思い出すきっかけにもなれる、素敵なところだ。

 いわさきちひろについては絵本の画家ということしか知らなかったが美術館では人となりを知ることができた。
 はつらつとしており、あらゆるところで活躍していただの。
 夫が国会議員で支えるためにいろいろと活動していただの。
 外国に行って会議に参加したりとすごい人だったんだなあと感じた。

4.大雨に翻弄されながらも無事に家に帰宅

 安曇野ちひろ美術館を出た後には安曇野スイス村でお土産を購入。
 ここには長野の名産物がいろいろとあった。
 その後は雨に翻弄されながらも高速道路を走っていく。
 行きと比べると帰りは煽り運転など困ったことはなかった。

 大雨だったからみんな気をつけていたのだろう。
 途中で松本空港の案内板を見つけて驚く。
 長野県には空港があるのかと。
 車で大変なら飛行機で行く方が楽なのではと一瞬考えてしまった。

 そうこうしているうちになんとか岐阜に到着。
 母と別れた後、一人でアパートに帰った。
 長野への旅は大変だったが、自然の空気のおいしさには癒される。
 長野の空気の良さは普段いる場所では味わえないもの。
 また元気なうちに長野県に遊びに行きたいなあと思った。

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