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シードスタートアップで8ヶ月くらい働いて感じたこと

初noteな気がします。正直備忘録程度の内容ですが、何かの参考になれば幸いです。基本的に仕事は楽しいです。

自己紹介

名前:村上 悠希
生年月日:1997/1/30
経歴:HRで営業・CS2年→Web広告運用7ヶ月→フリーランス(無職)2ヶ月→TimeCrowdでビジネスサイド8ヶ月
その他副業で採用広報・ダイレクトリクルーティング・SEOメディア運用・Indeed代理店コンサル等々
趣味:音楽(吹奏楽・バンド)、サウナ

ざっくり何してるか

TimeCrowd」という時間管理ツールを提供するタイムクラウド株式会社でビジネスサイドをやってます。職務領域でいうと、プロダクトのコードを書く以外の部分は手広く触っているような感じです。(顧客折衝もしますしリード獲得施策も回しますしPL見たりSQL書いたり簡単なデザインしたりみたいな)

元々はWebマーケティング担当として入ったのですが、「いやこれ絶対もっとリソースかけた方がいいでしょ」と思ったことにすべて手を出していたらこうなってました。

雑感

基本的には、めっちゃ楽しいです。(※基本的には)

元々部分最適を極めるスペシャリストではなく、すべて自分の手の中でコントロールしたいジェネラリストタイプなので、「絶対これやった方がいい!」と考えるところから、その実行フェーズまでをすべて回せるというのはとっても向いているなと。(もちろん大変ですし、間違いなく相性はあります)

今は営業やってるけど、そもそも営業って採算あってるんだっけ?もっと質のいいリード供給にコストかけるべきでは?というか、既存顧客からのアップセルってもっと狙えそうじゃない?」みたいなことをボヤボヤ考えてしまいがちな人にはピッタリのお仕事だなぁと思います。

大変なこと

まあ、ビビるほど何もないというのが大変さの元凶です。
計測体制・組織体制・グロースに有効なチャネル・PL表・確度の高い事業計画/具体的なアクションなどなど、入社時点ではなかったものを色々構築して見つけ出していくという日々が続きます。

かつ、自分が初スタートアップだったものですから、正攻法や世にある施策の知識も浅いわけです。ゆえに、最初は「これわんちゃん当たるかな?」という施策をガンガン試したり、他の会社さんの成功ケース見たり、商材の営業マンさんにサービス紹介受けまくったりと、選択肢を増やすことに注力してました。

これのおかげもあってか、KPIとアクションが常に紐付いた状態で日々仕事ができているのはとってもいいですね。

できるようになったこと

8ヶ月の変化もまとめておきたいので、まずは元々の職能から。質云々は置いておいて、「まあ、できるといえばできる!」というものも記載してますのでご留意を。

元々できたこと

  • インサイドセールス / フィールドセールス

  • カスタマーサクセス

    • 生来持つ人の表情や感情を察知する力が割と活きている

  • SEO(戦略, 記事作成)

  • Web広告(Google, Yahoo!, Facebook)

    • いずれもアルゴリズムの理解はまだまだ浅め

  • メルマガ運用

  • ダッシュボード作成(Salesforce, スプシetc)

できるようになったこと

  • 簡単なバナー制作 / 画面遷移図の作成(Figma)

  • 簡単なLP作成(STUDIO)

  • 簡単なサイト改善(WordPress, Github)

  • プロダクト内のチュートリアル・ポップアップ作成(KARTE)

  • SQLでアタックリスト作成・プロダクト内の施策検討(Metabase)

  • 計測体制の構築・運用(Google Analytics, Google Tag Manager)

  • マーケティング戦略の仮説検証

  • やるべきことをなんとかすること(抽象度高いですが実感として)

ざっと以上です。こう振り返ると、ジェネラリストみが強くておもしろいですね。

色々できるようになってみて「自分が手を動かしてできることが多いこと」は、仮説の鮮度を落とさないという文脈で大変価値があるなと感じています。

Web広告1つとっても、「そもそも誰に出すべき?(アクセス解析)」「クリエイティブ作成(バナー作成)」「効果検証どうやる?(アクセス解析・SQL)」などなど、実行→仮説検証の間に様々なプロセスがあります。

これが分業制だと、「これやったほうがよさそう!」→「デザイナーさんにお願いしよう!クリエイティブ案を出してアウトプット待ち」→「早速実行!計測にSQLが必要だから、エンジニアさんにお願いしよう!」と、大変関係者が増えるプロジェクトになってしまいます。(もちろん規模によっちゃこれがベストなワークフローであることは多々あり)

これらをすべて自分である程度できると、「サウナ入ってたらこういうアイディア思いついた!家帰ったら準備しよ」→「よし、じゃあ明日の朝からトライ!計測体制も組んどいた」とできるので、仮説の鮮度もスピード感も段違い。少なくとも、シードスタートアップというフェーズにおいてはとっても良いなと思っています。

今後やっていきたいこと

「一定検証が終わったプロセスなら、実行は別の人に任せていくべき」という前提から、組織構築・マネジメントはやってみたいです。

ただ、正直過去マネジメントをした際に苦〜〜〜い思い出があるので、マネジメントをやろうとするなら、セットで採用活動にも取り組みたいですね。

あとは、今できていることの精度をひたすらに上げるのは継続したい。
てな感じで、引き続き着実にやっていきます。
「コツコツ・泥臭く」は、戦略が大ズレしていなければ基本的に正義です。

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