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雨の散歩で娘が私に教えてくれた事

娘_散歩行きた〜い。
私_雨だから無理
娘_え〜雨の散歩してみたい!
私_・・・


ということで、雨の中散歩をしてきた。
この日は朝から雨が降っていて、一日中雨の予報だった。
外で遊ぶのが好きな娘にとったら、退屈な一日になることが決定的だった。
私自身も、娘が退屈をしないように何をして過ごそうか悩んでいたところ、娘からの思いがけない提案に乗ってみることにした。

するとどうだろう、まず傘をさして、長靴を履いている私を見て、娘が喜んでいる。普段の私とは違う格好にテンションがあがったのだろう。

外を歩く、大雨ではないが、小雨でもない。普通に"降っている"雨だ。

4歳になっても、手を繋いで歩きたがる娘も雨だと手が塞がるので手を繋いでこない。
どよんとした重たそうな雲、傘に雨が当たる音、溝に流れる水がぶつかる音、コンクリートの匂い。
いつもと同じ散歩コースも、雨が降ればまた違った道になる。

大きな水溜まりがあった。
いつぶりだろう、長靴を履いていたので、飛び込んでぴちゃぴちゃしてみた。
娘もそれを見て、大喜び。二人で、水溜まりをぴちゃぴちゃ。

そうしていると、雨足が強くなってきた。ちょっと傘では防げないくらいに。
二人でぎりぎり凌げるくらいの屋根を見つけて雨宿り。
「早くやまないかなぁ」と二人でつぶやきながら、雨の音を聞いた。

小雨になったので、家に帰ることにした。

時間にして、30分程度の散歩。
私は高杉晋作のこの言葉が好きだ。

"面白き事もなき世を面白く すみなすものは心なりけり"


要するに人は心の持ち方次第ってこと。
冒頭に書いた娘と交わした会話をもう一回書いてみる。

娘_散歩行きた〜い。
私_雨だから無理
娘_え〜雨の散歩してみたい!
私_・・・


娘の楽しむことへの積極的な姿勢には、いつも学ぶことが多い。

雨の日も娘の好きな"ピンク"は良く目立つ

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