NDSの挑戦〜レヴニスタの視点から④☆フランスは待っているから〜大戸裕矢さん編☆
1.手を伸ばせば
静岡ブルーレヴズ キャプテン 大戸裕矢さん
昨季オフに続き、今季オフも日本代表候補合宿に招集され、その後NDS=ナショナル・デベロップメント・スコッドのメンバーとして、2試合に出場しました。
レヴズで、今、最も代表入りに近い選手でしょうか。
2.アクシデントを越えて
トンガ復興支援チャリティーマッチでは、リザーブとしてメンバー入りしました。
EMERGING BLOSSOMS
日本代表候補の予備軍たるNDSから選抜されたメンバー、ジャージも特別仕様でした🌟🌟
チャリティーマッチとはいえ、両国の国旗が並び、国歌を歌う。彼らも日本代表です。
共にリザーブに入ったチームメイト奥村さんと、トンガのウォークライ『シピタウ』に挑みます。一列に並ぶ姿もまた厳粛なものでした。
本来なら、大戸さんは後半からだったのでしょうか。出番は予想外に早く訪れました😳😳
7番嶋田さんが負傷退場、大戸さんがその交代要員として入ったのです。まだ前半も半ばでした。しかも、
いつものLOではなく、FLというポジションで、最後までプレーすることになりました。
今振り返れば、大戸さんの『本試験』はこれだったのでしょうか。複数ポジションをこなせるか、という意味で。
ラグビー初心者には、背番号4、5、6、7は分かりにくいポジションです💦特にFL=フランカーと呼ばれる6、7番は、役割自体、まして選手間の優劣や試合の出来不出来など皆目分かりません💦
とにかく予想外に長くなったプレー時間をチャンスに変えて、指導陣にアピールしてほしい❗️その一念で試合を見つめました😳😳
試合後の大戸さんには笑顔があふれていました。
(トンガ1番の選手と握手を交わす大戸さん)
桜を胸に抱き、いつもと違うポジションでの80分間。どうか『やり切った』そんな気持ちであってほしい🌟🌟試合後のシピタウを見つめる大戸さんの姿に、ただ祈るばかりでした。
3、更なる⁉️アクシデントを越えて
リポビタンDチャレンジカップ2022 日本代表vsウルグアイ代表@秩父宮ラグビー場
この試合はスタメン5番で出場❗️
ウルグアイ代表、本来の力が実はよくわからない、いわば未知の相手にどんなパフォーマンスができるか、という試合です。今回はまさに『日本代表』として赤白のジャージに身を包み試合に挑みます。
(前から二列目、右から2番目が大戸さん)
NDSとして最後のアピールの場、観客には期待と覚悟、そして切なる祈りがありました。
フランスへ🇫🇷、フランスへ❗️❗️
この勇姿をフランスの地で❗️❗️
いつものポジションに戻った大戸さんは、安定したラインアウトでチームの攻撃を安定させます。
あのアクシデントは、試合終盤に起きました。
ゴールライン内でノックオン😨😨😨
会場内の悲鳴もしくは怒号に近いため息、なんとも気まずい雰囲気になりました🥲🥲
ただ、トライを取り切る、というポジションではない大戸さんの採点は、この最後のパスを受け取る前に終わっていたでしょう。トライは加点事由にはなってもそれ以上のものではない、という気もしましたが。
その後、この会場の雰囲気は、チームの盟友日野さんの2つのトライで一気に明るくなりました。
無事試合にも勝利🌟🌟NDSのメンバーで国際テストマッチに勝利したのですから、会場は安堵と今後への期待で沸き立ちました。
記念撮影での大戸さんは晴れやかな笑顔でした。(後列右から3番目が大戸さん)
しかし、
この試合直後の招集発表は、大戸さんには厳しい結果でした🥲🥲。ところが❗️
その後、日本代表候補はなぜか離脱者が続出😨😨連日新たなメンバーが招集されています😳😳この季節外れの暑さも影響しているのでしょうか⁉️
大戸さん、とにかくケガにだけは気をつけつつ、召集に備えてください。もう明日かもしれないので😳😳
来季のご活躍、それはそのままフランス行きの切符🇫🇷、レヴニスタは、フランスの地で大戸さんに桜咲く日を信じて、これからも応援を続けます🌟🌟
♪強い力 立ち塞がろうと 僕は 諦めはしない ひとかけらの 勇気が 僕にある限り 登れない山 渡れない河 数多の障壁乗り越えて たとえこの身 傷つこうとも 僕は行く 君のために ひとかけらの 勇気が 僕にある限り♪ ミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』より『ひとかけらの勇気』)
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