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Bリーグ2022/23観戦記☆11/27☆アルバルク東京vs茨城ロボッツ〜『歓喜』を〜

1.冬来たりて

朝晩の空気が冷え冷えとしてきた。暦の上では既に冬、とはいえ日中はまだまだ暖かい。

曇ると途端に物寂しい雰囲気に

『この日』の原宿も、コートがいらないほど暖かい。雲一つない青空、午後の陽を浴びた銀杏は金色の輝きを放つ。

胸打たれる美しさ

国立代々木競技場第一体育館。
早くも観客は次々と入り口に吸い込まれていく。

歩道橋からの眺めも美しい

さあ、晩秋の温もりを、この中で『勝負の熱気』に変えなければ🔥🔥

2022年11月27日 Bリーグ2022/23 B1リーグ戦第7節 アルバルク東京vs茨城ロボッツ

黄色に染まりゆく歩道には、落ち葉を踏み締める乾いた音が響いていた。

2.我が魂はここに

この日はALBARK Students’ day 🌟🌟

そのせいか学生さんが多く足を運んでいた。日本では意外とスポーツ観戦に縁遠い年齢層だ😳

 場内物販コーナーは賑わっていた。やはり人気は新商品『選手アクリルスタンド(しかもブラインド=何が出るかはお楽しみ)』らしい😳😳

 とはいえ、
 バスケの場合、たとえ『ブラインド』にしてもチームの登録選手数自体が少ないので、かなりの確率で『推し選手』グッズは手に入るのだろうか⁉️ラグビーなんてスタメンだけで15人もいるし🥲

 いや、これは人数ではなく『確率』の問題なのだ。田中大貴さんなんて『森永チョコボール金のエンゼル』並にレアかもしれないし😳😳

ああ、迷いながら今回も散財してしまった。でもこの『迷い』が観戦の『お楽しみ』でもある。

アクスタも買えばよかった、と今になって後悔

対戦相手ロボッツのグッズは、アウェーチーム専用棚にひっそり入っていた。欲しかった『コーヒー』は、売っていなかった😢

前節渋谷戦で購入。ロボスケの濃いキャラからは想像できないスッキリとしたおいしさ🌟

コート上では既に練習が始まっていた。偶然だが、前節も渋谷でロボッツ戦を観ている。サンロッカーズとの激闘、残り2.5秒での逆転負けは、あの『ドーハの悲劇』を思い出させた😨

その『ドーハ』だが、、
渋谷戦から数日後の23日、ドーハは『悲劇』から『歓喜』へと歴史が塗り替えられ、この27日は『更なる歓喜へ❗️』とキックオフ19時に向けて列島が期待で沸騰していた🔥🔥🔥

 さて、代々木第一体育館、午後2時過ぎ、、
 
アウェー側アリーナ席には、青いユニフォームの茨城ブースターが既にずらりと集っていた🔥

渋谷から水戸までは最短でも1時間40分余り。コスタリカ戦前半には間に合わない事を覚悟の遠征だろうか😳😳⁉️しかも前日のゲーム1、ロボッツは大敗している😢

この茨城ブースターの『チーム愛』、選手達は本当に幸せだ、本当に🥲

さて、ホームのアルバルク、今季こそ優勝を狙うが、しかし、
東地区は激戦だ🔥🔥ジェッツとクレインサンダースが順調に勝ち星を積み重ね、昨季の覇者ブレックスもエンジンがかかってきた。次節はアウェーでノーザンハピネッツ戦が控えるアルバルク、この試合は落とせない🔥🔥

『負けられない戦い』はドーハだけではないのだ。

選手達は一旦下がり、コートにはアルバルク公式マスコット『ルーク』が登場🌟🌟相変わらずマイペースな癒しキャラ、試合の前にこの安心感が心地よい🌟🌟

『ルークはあの【渋谷のキャラ】とは違うなあ』
  夫は、サンロッカーズのマスコット『サンディー』を思い出したらしい💦たしかに、ルークはアウェーの選手やブースターに絡んだりはしない。あくまでソフトな路線で心を和ませてくれる🌟🌟

礼儀正しいルークです

試合前のイベント『プライムタイム』では、渋谷区内で活動するチアリーディングチームが一足早くクリスマスを運んでくれた🌟🌟

もう師走とは、、歳をとると一年が早過ぎる

場内は暗くなってきた。選手入場の時間だ。
まずはアウェーチーム・茨城ロボッツ

この雰囲気もバスケ観戦の醍醐味
アウェーチームはシンプルに

そして、場内の雰囲気は一変する。
華やかな映像と照明、エネルギッシュな音楽とチアーのダンス、臨場感あふれるMCの声、観客の手拍子と揺れる赤いペンライトの光、さあ、ホームチーム・アルバルク東京の登場🌟🌟

赤のペンライトが揺れる


ルークも一緒


再び場内は明るくなった。
『オープニングが2度ある』
専らラグビー観戦だった私には、この演出がいつも新鮮に映る🌟🌟

ルーク&MCさん達は、この日のゲスト『ベリーグッドマン』とトークを展開。なんとコンサートツアーのファイナルは甲子園、との事😳😳ルークも『トラッキーみたいな色使いしてくれたら参加していい』らしい💦
そうか、赤✖️黒のチームって浦和レッズくらいしか思いつかない😳😳

選手達の練習は終わった。いよいよstarting5の登場だ🌟

まずは茨城ロボッツ

場内明るいまま登場

場内は暗くなり、アルバルク東京🌟🌟

ホームチームはドラマチックに

試合が始まった。

3.第1Q&第2Q〜堅守・守り抜け!〜

 1.第1Q

【前半から無駄な失点はしたくない】片や【連敗はしたくない。】

双方の真の思惑は、観戦初心者の私など知るところではないが。
 第1Qは、点を互いに取り合い12ー12までいったところで試合は動かなくなった😨
双方のディフェンスが相手のシュートをことごとく阻止する🔥🔥

2分以上点が入らない。

ジリジリする思いの中、今度は一転して3Pシュートの応酬で18ー15、アルバルクのリード🔥
残り1:12、
 しかしゴールネットは蓋が閉まったかのようにボールを嫌い、このま第1Q終了。

点が入らないとは、なんともストレスが溜まる😢

2.第2Q

相変わらずゴールネットは『閉店』したかのようだ。両チームのディフェンスの精度は落ちない。
またも2分近く得点シーンはない。

ロボッツ平尾選手の2pで試合が動いたのは残り8:16の事。ここからはアルバルクが連続して得点🔥
23ー17
しかし、オフィシャルタイムアウトを挟んでロボッツは連続得点🔥
残り2:39でついに同点🔥🔥🔥

ここからは小刻みに点が動き、残り0:13でアルバルク・コブス選手の2Pで30ー26、4点差🔥
 しかし終了直前、ロボッツの頼れる男ケネディ選手が3Pを決めた🔥🔥

30ー29  一点差で第2Q終了


実はキレのいいルークの動き


アルバルクチアーは、セクシーかつアスリート的逞しい美しさです。


『ロースコアの展開は、なんだか疲れるね。』
夫は苦笑いしている。夜7時から堅守速攻のコスタリカ戦にも、私達は90分間+αこんな思いをさせられるのか。

ハーフタイムには、先程登場したベリーグッドマンが、朗らかに、しかもホロリとさせる応援ソングを披露してくれた🌟🌟
 学生時代、それは孤独と隣り合わせの日々だ。ましてコロナ禍の学生生活、彼らの幸せを願わずにはいられない🍀🍀

4.第3Q&第4Q〜速攻・ここで決めろ!〜

1.第3Q

序盤からアルバルクが得点を重ね、このまま突き放す、かと思いきや、ロボッツはジェイコブセン選手、ケネディ選手が確実にシュートを決め猛追してきた。
残り時間3:59で、41一40 ついに一点差🔥🔥

ここでアルバルクがタイムアウト。
勝負時と見たのか、、

アルバルクは一気に突き放しにかかる🔥🔥🔥
 
バランスキー選手の連続3P、さらに藤永選手がこの時神懸り的勝負強さを発揮、2本の3Pを含む8得点🌟🌟🌟
ロボッツも追う🔥いよいよ終盤、明らかにギアチェンジした両チーム、激しい競り合いにファウルも増えてきた😨

残り0:42でケネディ選手が、終了間際にタブスコット選手が3Pシュート成功🔥🔥
第3Q終了 55ー48  7点差
この点差、まだ勝負の行方は分からない。

2.第4Q

アルバルクはさらにギアを上げてきた🔥🔥
バランスキー選手が2本の3Pを決める等、序盤から試合の主導権を握り、一気に差を13点まで広げた🔥🔥残り6:44。

ロボッツも追う🔥🔥多嶋選手、ケネディ選手の2P、フリースローでの得点も加わり9点差🔥🔥
 しかしアルバルク・コブス選手の2Pで11点差となりオフィシャルタイムアウトに突入。

残り時間は4分余り。
【ファウルによるフリースローが点差を縮めさせない】バスケの試合終盤における独特な『点の動き』はどこか切ないものがある😢

残り1:07で76ー68  8点差。

ロボッツは最後まで粘った。タブスコット選手は残り1:52から6得点、ケネディ選手もフリースローを2本とも決め、残り0:33で6点差。

しかし、
アルバルク・サイズ選手が2本のフリースローを決めた所で勝負は決した🔥🔥
 最後の数秒間、両者は静かに歩み寄り、互いの健闘を讃えあっていた。

試合終了 78ー70 アルバルク東京の勝利

観客は拍手で選手達をたたえた。
ホーム側は連勝という喜び、いやむしろ安堵の雰囲気に包まれていた🍀🍀

アウェー席ではオレンジのメガホンが揺れ、戦いに敗れた選手達を待っていた。そのねぎらいの拍手に、選手達は手を上げて応えていた。

〜あとがき〜

この日の夜、日本中が悲嘆に暮れました。サッカーW杯は、スポーツの生み出す破格のエネルギーを良くも悪くも見せつけた、そんな感じでしょうか。
この日代々木に集まった人々も、スポーツの生み出す不思議な力に引かれ、『非日常』を堪能して家路につきました。
勝ちはとてつもない喜び、負けは救いようのない悲しみ、ではありますが、それを超えて、私達はスポーツに別の何かを見ているのでしょう。
ロボッツには苦しい連敗となりましたが、新しい力の加入も発表され、ここから新たな一歩を踏み出してほしい、そう願っています。
それが、日本のサッカーW杯2022最大のヤマ場コスタリカ戦を、半ば犠牲にして代々木に遠征してくれたファンへの唯一の恩返し❗️期待しています。
アルバルク、やはり底堅いブレない強さを見た気がしました。この日も5000を超える観客、これは、田中さんのアクスタは当分当たりそうもありません。

https://twitter.com/ibarakirobots/status/1597470414493650945?s=46&t=jxnUev7HnC0aQgeArq1EjQ





 












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