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ぼーっとすることができた

朝起きたら頭が重かった
眼の奥の方が重い
眼を押さえてしまいたい
眠いわけではない

ま、仕方ないかと特に気にせず
そのまま出勤する

チャリを漕いでいる間に鼻の奥が詰まってきている感覚
アレルギー性鼻炎をもつ自分
頭が重い感じ

気だるい

仕事に入る前に園長に相談すると
病院に行った方がいいと言われる

なんだか、ほっとした

シフトをやりくりしてもらい
午前中で早退させてもらうことにした

午前の保育だけ行い、耳鼻科へ行く

2時間待ちだった

「いつものですよ」と言われ薬を処方される

お昼を過ぎていて持っていたお弁当を
どこかで食べないとと思い始める

お天気が良くて外の公園で食べることにする

その前にコンビニで手持ちのお弁当をチンしに行く
(お店の商品ではないものを温めることに何か言われるかドキドキ)

目的の公園に到着

入口からして
素晴らしい眺めに
しばしうっとりする

ベンチに座りいざ食べようとすると
箸がないことに気づく
そうだ、いつもは仕事場で食べているから
ロッカーに箸は置きっぱなしであったのだ

どうしようか

家に帰ろうか

いや、外で食べたい気分は気分だ

コンビニに行きもらってくることにする

公園を出てチャリで近くのお店に行く

レジ近くに置いてあるお箸をそっと取ってくる
何だか小さな罪悪感が・・

何も言われることなく
再びチャリで公園に向かう

ようやくお弁当を開けられることになる
自分で作ったお弁当を
公園で食べる
美味しく感じた

きっとすがすがしい空気のおかげであろう


いつもの仕事中のお昼の何倍もリラックスして
ゆっくりと食べる自分だった

食べ終わると公園内をぶらぶら歩く

一人で来ている人もいる
自分もあんな感じに
見られているのかな
などと想像しながら・・

早退するほど重症ではない
受診しても大きな病気ではなかった
家に帰らず公園でぶらぶらしている

中途半端な自分に小さな罪悪感があった

ヒト二メイワクヲ
カケテマデノ͡コトダッタノカ?

清々しい自然の中に身を置いていると
その罪悪感が薄らいでいくのを感じられた

帰宅して
気がつくと
いすに座ったまま眠っていた

目が覚めると
首が痛かった

ベッドで
再び寝直した

起きたら17時だった

体が求めていたことを知る

ぼーーっとできたことに
よかったなと思えた


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