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網走オホーツクマラソン走行記

自分の備忘録として
2022/9/25
オホーツク網走マラソン完走しました。
タイムは5時間6分

予定よりも
数分遅くなりました。

予定といったのは目標タイムは特に決めていなかったからであります。

今回のマラソンの目標は
「イーブンで走る」
過去、15回以上のマラソンの中で
前半に疾走してしまい、速い時と遅いときの差が1分以上になることが多く、最後にスピードダウンでヘロヘロとなっているからです。

マラソンにはこうしなければならないというスタイルはなく、

自分の走りが自分らしくできたらいいと私は思っています。

今回、キロ6分30〜7分 イーブンで、
を目指していました。

その前に
6日前の雨の日、チャリに乗っていて転びました。本当に痛くて足がつけないほどだった。もしかして、走るなんて無理?
2日経つと痛みが引いてきたので
5キロ ラン練習。ほぼ大丈夫かなと。

そして

スタート
5時間のペーサー(キロ7分)が前方にいて3,5キロ地点までは

そのペーサーと共に走る。

少し体が慣れてきてペーサーを抜いて前を走ることにする。

5キロ付近でカニ汁いただく。

カニのうまみがおいしい。

この後、17キロまで高低差80メートルの坂道の始まり。

アップダウンを繰り返される中、意外にもワシワシと行けたのが不思議。

途中、ラン友にも会い、声をかける。

7キロ コーラ、ミニトマト

10キロ おかしな牛乳かい?流氷飴

ここまでは右手に広がるオホーツク海がきれいすぎてまぶしかった。

次は能取岬までの下り道が始まり

海と青空と灯台がかっこよすぎる。

360度どこから撮っても絵になる灯台につい写真を撮る。14キロ

坂を上っていくと

14.4キロ 牛乳、あんぱん、芋団子、カボチャ団子

楽しみにしていた牛乳にありつき
あんぱんもぱくつく。牛乳との相性がバッチリだった。

もしかして地獄の坂道が

もうすぐ終わる?

今までエイドを楽しんで走ったことがなく

今回は、エイドをいい感じに楽しんでいる自分だった。

17キロを過ぎ、まずまずの調子。

脚が軽くなっている感じ。

ゲストランナー金さんと☺

後は平坦だし、もしかしてこのまま行けるか?

20キロ アミノバイタル

22キロ 4年前にここでリタイア。

    あの時のことが脳裏をかすめる。

    ここを超えるんだと
言っている自分がいる。

25キロ バナナ、梅干し

10キロごとに摂取している携帯サプリの味に飽きてきたところに

バナナと梅干はありがたかった。

ここからはシジミ汁を目指すだけだ。

何キロというよりも何を食べれるかが重要になっている自分。

これでいいんだと思う。

食べるって本能のまま、そんな気がする。

ペースはキロ6分半から7分15を行ったり来たり。

悪くない。

シジミ汁ののぼりが見えてきた。

29キロ シジミ汁、コーラ、長天

シジミ汁を一口、コーラをいただく。

思ったほど胃に入っていかない。

脚が重くなってくる。

つぎはあばしり和牛だ!

楽しみ!

何だか汗が出てきた。

トイレに行く。

私はレース中にトイレに行くことは珍しい。

トイレの場所のチエックは不要と思っていたが

運よく近くにあってよかった。

暑くてランタイツを脱ごうか迷うがやめておく。

トイレを出たところで5時間のペーサーが走りすぎていく。

あちゃ、5時間を超えるのかと
ちょびっと感じる。

その後、追いつきたくも追いつけず。

33.2キロ あばしり和牛

ちょっと肉厚すぎて、口の中がもさもさした。

35キロ シャインマスカット

乾いた口の中に瑞々しいマスカットが広がり

思わずおかわりをしてしまった。
舌が喜んでいる!

今回エイドを楽しむことも実はテーマにあり

これで給食としては最後のエイドを
制覇した感があった。

残り7キロちょっと。

ここまで来たら、あとはどうにかなるだろう。

上りが始まり、そして下る。

持参していたサプリメントジェルが

何だか受けつけなくなる。

受けつけないのは、仕方ないこと。
手持ちの乾燥梅干しと
ラン友の手製のゼリー、

2.5キロごとの給水が頼みの綱。

38キロ サイクリングロード開始。

平坦な狭い道で木陰があり走りやすい。

サイクリングロードの小ぎつね

いい感じになるかと思いきや、脚が鉛のようで

歩きたくなる。
歩いてみると 

フィニッシュまでが遠くなる感がして
それもまた辛かった。

だから、超のろのろのランで行った。

頭のアフロが暑くてたまらなくなりここだけと思いながら脱ぐ。

アフロを持って走ったが 何だか邪魔に感じ、沿道の方に声をかけ

リュックに押し込んでもらう。

それでも脚は重く、いったいいつ終わるのかと

ぼーっとしながら脚を動かす。

沿道の人に

「ひまわり畑はどこですか}と悲痛な顔で聞くと

「もうすぐです」

その言葉を信じるも、まったく終わらないサイクリングロード。

やっとのことで、通過し残り3キロほどになったことを確認し

時計を見ると4時間40分。

今からキロ7分で走ればギリギリ5時間でゴールか?


今から思えば、超のろのろランが7分50秒/キロほどだったことを忘れて

目の前のニンジンを7分/キロで
追いかけようとする自分だったことに

その時は気づいていなかった。


2キロくらいは最速で走ったものの(キロ何分かは忘れた)

ただがむしゃらに走ると、ひまわり畑が見えてきた。

ゴール近し!と足を動かすが一向に前に進まない。

ここから砂利道となり
走りにくく行けども行けども

ゴールにつかない感じがした。
ひまわりは見えてるのにー!

何人かに追いぬかれていく。
泣きそうな顔で

やっとこさの Finish!

暑かったしきつかった。

特に最後のサイクリングロード

長く感じられ辛かった。
念願のヒマワリ畑を見ることができたことが
めっちゃ嬉しい。


記録は5時間6分。

最後のろのろでも
走り続けた自分をほめたい。

そして、この大会に
一緒に参加したラン友たちにも
感謝したい。

また、このホスピタリティ高い大会を支えてくれたすべての人にありがとうと言いたい。

4年前のリベンジを果たした大会としても
記憶に残る網走オホーツクマラソン。
楽しく走れたことが嬉しい。


最高の景色と味とで楽しませてくれた網走オホーツクマラソン

ありがとう。


あと数日で還暦。

50歳最後の大会として

いい思い出になる。







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