見出し画像

ナゴヤウィメンメンズと自分


2023.3.12ナゴヤウィメンズマラソン
を走ってきました。

今回はラン仲間の参加者が少なく
自分でしっかりしないとならず、少し緊張感をもって臨みました。

一方で、ストレスクリア仲間や不登校関係の方にお会いする予定も入れており、そちらでもドキドキの気持ちでした。

マラソン結果は

4時間54分でした。
これは自分的にはいつもと
変わり映えしないタイムでした。
いつもとというのは、2015年〜2023年(2020除く)毎年出走していてタイム的には大きく変わらずなのでした。

いい意味でも悪い意味でも変わり映えがしないということです。

今年のレースは スタートから気温が高く半袖で十分すぎるほど。走り出すとすぐにしんどくなり18-25キロで何だか体が重く感じられ、練習不足のせいかと思いつつ走りました。

25キロ過ぎた頃、誰か叫んでいる声が耳に入りました。
よく聞くと
「あっきぃー!あっきぃ!」

えっ?私のこと?
振り向くとアフロを手にした誰かでした。名古屋のラン友のようですが誰かよく見えません。すると「○○姉だよー!」と名乗ってくれました。
おー!○○さんだ!
走りつつ振り向き手を振り返す私。
そのまま前を向き走り続けました。
眼に涙がにじみ出ていました。

沿道に自分のことを知っている人は誰もいないと思っていたから。
その人と走ったことが走馬燈のように思い出されました。
泣く。
その人はその後35キロ地点でも名前を読んでくれました。1番キツイ地点に立っていてくれるのは流石だと感じました。

その後、ナント日が陰り気温が下がったので幾分、走りやすくなりました。

途中のフレッシュなチアガールさんたちに元気をもらいました。




しばらくすると、中指の爪がシューズにあたり食い込み痛みが出てきました。4時間半のペーサーにせっかく追いつき安定した矢先のことであります。
我慢して走っていましたが耐えられなくなり、靴を座って履き直すことにしました。

履き直すことへの決断は勇気がいることでしたが、何よりも痛みが酷いので仕方がないと腹をくくりました。

丁寧に履き直して戻ると当然、4時間半のペーサーは先に。
追いつかないのでタイムのことは
ここで手放しました。

履き直すことは一回にしようと思っていたのに走っていくうちにまた、痛くなってきました。タイムを取るか、足か、と考えて
結局、2回履き直しをして、ゴールを目指しました。
最後の3キロは痛くて早く終わりたい気持ちでギアを上げ、オンフットでつま先が靴にあたらないように大股で走りました。


痛さから逃れたくて、タイムを確認せずのゴールでした。

ティファニーもそれほど新鮮に思えなくてとにかく、靴を脱ぎたくて仕方がありませんでした。

走ると毎回、何かしらドラマはあり途中で限界が来て「死ぬかと思った」と感じています。

何があるか判らないのがマラソンの魅力。

今回で自分は8度目の参加となりました。
回数は覚えてなくても参加賞のティファニーが物語っています。


並べてみるとちょっと嬉しい

毎年、ウィメンズが終わると終わった〜と感じます。これでしばらくは走らなくて済むみたいな感じです。

1年間、大会を目標に走ってきた、
そんな自分を慰労する感じです。

これで、ひとまず節目を迎えます。

おつかれ自分。
あなたは今日までよく練習してきたね。

よく頑張ったよ!

ゴール後は
いつも自分をほめてあげてます。

こんな日があってもいいかなと。

目標設定が苦手な自分なのに
マラソンに関しては、準備して臨む。
本当はどうなん?
目標とか好きなん違う?
目標を決めるとそこに向けて頑張る。
そんな頑張る自分がけっこう好き。

まだまだ自分の中にいる自分を
掘り起こす価値がありそうです。
掴みどころがない自分。

どんなんだろう?
楽しみでもあり
不思議なものです。

マラソンを通して自分の素を
見つけるのも楽しいです。

そして、何かわからないけど
また走りたくなるのです。
大会に向けて(笑)

よろしければサポートお願いします。いただいたサポートはクリエイターの活動費として使わせていただきます。