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百聞は一見に如かず

今年度も4ヶ月が過ぎまして、義務教育最後のふたりは勝負の夏を迎えています。1学期の3者面談で決まったのは、進学?就職?未定?の中から「進学」方面になりました。というところまで。
長野県内の進学先も学校体験や授業体験などが始まり、まずは近隣からスタート(といっても多くが村から1時間以上かかる💦)
長野高専蓼科高校野沢北高校小海高校佐久総合技術高校  臼田キャンパス岩村田高校など

県外生向けのしまね留学バスツアーもあるよ!と教えていただき、夏休みも兼ねて、久々に親子で旅に🛫最初は学校巡りばかりで退屈かな〜と思っていたのですが、勝手に地方創生ツアーを楽しむことになりました!


島根県とのご縁

きっかけは東京にいた時の先輩が島留学に行った話から、地域みらい留学フェアに行ったら「島まで来てくれればなんとかするよ!」というので、7年前にも島留学体験の旅に出たことのある我が家(隠岐島前、知夫、西ノ島の3島を巡る夏休み、この時はフェリーでコーラぶち撒けたり、娘は熱中症で人生初めての点滴を受けたり、海士町のビアガーデンではJICA高田さんと一瞬だけ挨拶できたりと珍道中の連続でした)

その後、縁あって息子は大田市山村留学センター北三瓶中学校に入学し、昨年度まで2年間お世話になりました。ということで、県外候補地として今回は島根県が主催のツアーに参加
1日目は島根中央高校 飯南高校
2日目は三刀屋高校大東高校
夜は(隠岐高校)(隠岐島前高校)(隠岐水産高校
3日目は情報科学高校横田高校
翌日は松江高専もオープンキャンパスということで1日延泊。

地域による学力差問題、つまり評価の視点が違った

そんなことあるのか?と思っていたのですが、島根県から長野県に転校した息子の評価が押し並べて下がっていて、人数の問題なのか?と思っていのですが、松江高専での地域学力(中学校段階における)については入学当初は認めざるを得ない…(高校での伸び代率が高く、卒業時には高専の全国平均にはなるそうで、という説明会内容を聞いて、色々合点したのでした。)
公教育の可能性はやっぱり諦めたくないな〜。

高等学校の施設管理について

天気が良かったからか!?今回のツアーで巡った高校、年数がだいぶ経った建物もメンテされている気がしました。
1日の長い時間を過ごす空間の在り方は、やはり大切だと感じました。

地域の魅力は私たち大人です!駅の民間運用など

大東高校の前には地域の茶問屋や民間団体が運営している出雲大東駅を訪問
駅長さんの「私たち大人がこの地域の魅力です!」と素敵な笑顔で紹介!胸アツでした。

島根県の総探(総合的な探究の時間)が奥深い!

今回の学校訪問のパンフや総探の話のなかで、「連携」や「協働」という文字が当たり前のようにあるのが印象的でした。
・わたし(ジブンゴト)→みんな(仲間)→地域→社会、だから総探の意味がある。
・理想ー現実=課題、理想がなければ総探は何もはじまらない!
そうだよね!探究するってそういうことよね、と思うのでした。
なんとなく、「課題を解決」することを目指すのはやっぱり違うよな~。

雲南市の中高生が挑戦できる「スペチャレ」も参考になりました。

課題先進地域とテクノロジーの話

夜は(隠岐高校)(隠岐島前高校)(隠岐水産高校)の紹介タイム。
オンラインの活用について、顔だけではなく丹田から上が見えると親和性が高まるらしい、と下記のシステムを導入している学校がありました。
今回の旅の中で、コロナ禍にオンラインでお会いしていた社会教育士の山崎さんと偶然の再会(リアルは初)、身長大きいな~はやはりリアルに会ったからこその発見でした!

小海でも失敗の日をやりたい!

隠岐島前高校では10月13日に「失敗の日」というのがあるらしい。
話を聞くとフィンランド発祥ということで、これはぜひとも小海フィンランド協会のある小海町で開催したいと思いました。
挑戦したから失敗がある!失敗があるから成功もある!

番外編:ローカル線の旅

島根に来たら縁結びの神様「出雲大社」へ行こう!となりまして、ばたでん(一畑電車)に初乗車。色々な取り組みが、最寄り駅の小海線でも色々できそうなことが盛りだくさんでした。1時間に一本の電車でもまだまだできることはありそう。まずは酔電やってみたいな~。


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