キュウリの栄養素
こんにちは、坂井泉水です。
今回はキュウリの栄養素について解説していきます。
では、マクロ栄養素とミクロ栄養素について見ていきましょう。
キュウリ100gの基本成分
エネルギー:14kcal
水分:95.4g
たんぱく質:1.0g
脂質:0.1g
炭水化物:3.0g
食物繊維:1.1g
キュウリ100gのビタミン
β‐カロテン:330µg
ビタミンB1:0.03mg
ビタミンB2:0.03mg
ビタミンB6:0.05mg
ビタミンK:34µg
ビタミンE:0.3mg
ビタミンC:14mg
ナイアシン:0.2mg
葉酸:25µg
パントテン酸:0.33mg
キュウリ100gのミネラル(無機質)
ナトリウム:1mg
カリウム:200mg
カルシウム:26mg
マグネシウム:15mg
リン:36mg
鉄:0.3mg
マクロ栄養素とミクロ栄養素のまとめ
キュウリは世界一栄養がないことで有名ですが、ギネス記録では最もカロリーが低い果実ということで登録されています。
ミクロ栄養素ではカリウムが豊富なので、夏場やダイエット中にもってこいの野菜です。
今回はマクロ栄養素とミクロ栄養素の詳細は割愛させていただきます。
マクロ栄養素とミクロ栄養素の詳細を割愛させていただく、代わりによく議論される話について記載していきます。
ビタミンCを破壊するアスコルビナーゼ
キュウリに含まれるアスコルビナーゼという物質がビタミンCを破壊するという説があります。
この説について解説していきます。
結論はアスコルビナーゼはビタミンCを破壊しないが、状況によっては破壊するといえます。
アスコルビナーゼの正式名称はアスコルビン酸酸化酵素といいます。また、ビタミンCの正式名称はアスコルビン酸といいます。
つまり、アスコルビナーゼはアスコルビン酸を酸化する酵素ということです。
ビタミンCは還元型ビタミンCと酸化型ビタミンCの二種類を合わせてビタミンCと呼ばれています。
したがって、アスコルビナーゼによって還元型ビタミンCが酸化型のビタミンCに変わるだけで、ビタミンCの総量としては変わりはありません。
ここまでだとアスコルビナーゼはビタミンCを破壊するとは言えませんが、酸化型ビタミンCは不安定な物質なので、加水分解され、ジケトグロン酸になります。
ここで、初めてビタミンCは破壊されたということができます。
このジケトグロン酸にならないようにするには熱を加えたり、酢の物にしたりすることが効果的だということが言われています。
まとめ
キュウリはカロリーが低く、カリウムが豊富なので、ダイエット中には良いがビタミンCを破壊することもあるということを覚えておきましょう。
以上、キュウリの栄養素についてでした。
最後まで、本記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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