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ゴーヤの栄養素
こんいちは、坂井泉水です。
今回は、ゴーヤの栄養素について解説していきます。
では、マクロ栄養素とミクロ栄養素について見ていきましょう。
ゴーヤ100gの基本成分
エネルギー:17kcal
水分:94.4g
たんぱく質:1.0g
脂質:0.1g
炭水化物:3.9g
食物繊維:2.6g
ゴーヤ100gのビタミン
β‐カロテン:210µg
ビタミンB1:0.05mg
ビタミンB2:0.07mg
ビタミンB6:0.06mg
ビタミンK:41µg
ビタミンE:0.9mg
ビタミンC:76mg
ナイアシン:0.3mg
葉酸:72µg
パントテン酸:0.37mg
ゴーヤ100gの無機質(ミネラル)
ナトリウム:1mg
カリウム:260mg
カルシウム:14mg
マグネシウム:14mg
リン:31mg
鉄:0.4mg
マクロ栄養素とミクロ栄養素のまとめ
ゴーヤは栄養素満点と言われがちですが、実はあまり栄養がないということがマクロ栄養素とミクロ栄養素を見ればわかると思います。
しかし、ミクロ栄養素で非常に注目していただきたいのが、ビタミンCです。
なので、マクロ栄養素の詳細は割愛させていただき、ミクロ栄養素の詳細について解説させていただきます。
ミクロ栄養素の詳細
・ビタミンC
ビタミンCは、体の細胞と細胞の間を結ぶコラーゲンというたんぱく質をつくるのに不可欠です。これより皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。また、病気などいろいろなストレスへの抵抗力を強めたり、鉄の吸収を良くしたりします。さらに、抗酸化作用もあり、有害な活性酸素から体を守る働きをすることから、動脈硬化や心疾患を予防することが期待できます。
ゴーヤに含まれるビタミンC量は野菜の中でもトップクラスの含有量です。
ゴーヤに含まれるビタミンCが破壊されにくい話がありますが、これはキュウリや人参と比べてアスコルビナーゼというビタミンCを酸化する酵素がないというだけで、相対的に破壊されにくいというだけです。
加熱調理によって、多少のビタミンCは破壊されるでしょう。
ゴーヤの苦味成分「モモルデシン」
ゴーヤ独特の苦味成分はモモルデシンという成分が正体です。
モモルデシンのよる苦味が苦手な人は多いと思いますが、モモルデシンには以下のような効果があります。
・血圧・血糖値を下げる効果
・疲労回復
・肝機能を向上させる効果
特に夏場など、食欲が落ちる時期に胃腸を刺激して、消化液を促します。したがって、食欲が湧き、夏バテ防止につながります。
まとめ
ゴーヤは一般的に栄養価が高い野菜といわれていますが、マクロ栄養素とミクロ栄養素の観点からみるとビタミンC以外はあまり魅力的には感じられないと思います。しかし、ゴーヤの魅力は苦味成分のモモルデシンにあるのではないかと思います。
ゴーヤの苦味は慣れてくると癖になる苦味だと私は思うので、食べ慣れるしかないと思います。
以上、ゴーヤの栄養素でした。
最後まで本記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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