栄養素

栄養素について

こんにちは、坂井泉水です。

本日は、栄養素について解説していきます。

栄養素の種類について

栄養素はマクロ栄養素とミクロ栄養素に分けられます。

さらに、マクロ栄養素とミクロ栄養素の内訳は以下のようになります。

マクロ栄養素:炭水化物(糖質)、脂質、たんぱく質

ミクロ栄養素:ビタミン、ミネラル(無機質)

次にそれぞれの詳細について見ていきましょう。

炭水化物(糖質)

炭水化物は糖質と食物繊維で構成されています。

糖質とは砂糖をはじめとした甘いものだけでなく、ごはん、いもにも含まれるデンプンも糖質の仲間です。

糖質は体の主要なエネルギー源です。消化・吸収されて血液と一緒に全身をめぐり、体の中で1gあたり4kcalのエネルギーになります。

食物繊維とは人の消化酵素では消化することのできない食べ物の中の成分です。食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維に分けられます。

食物繊維は便の量を増やした便秘を防ぐほか、最近では、心筋梗塞、糖尿病、肥満などの生活習慣病の予防に役立つこともわかっています。

脂質

脂質の種類としては常温で液体の「油」と常温で固体の「脂」があります。

脂質は体内で1gあたり9kcalとなり、三大栄養素のうち最も高いエネルギーになります。脂質には体の中でつくることができない必須脂肪酸が含まれており、体の細胞膜の成分やホルモンの材料などになっています。不足すると、発育の障害や皮膚炎の原因になったりします。さらに、脂質は油脂に溶ける脂溶性ビタミン(ビタミンA・D・E・Kなど)の吸収にも役立っています。

たんぱく質

たんぱく質は体重の約1/5をしめ、血液や筋肉などの体をつくる主要な成分であるとともに、酵素などの生命の維持に欠かせない多くの成分になります。

体をつくっているたんぱく質の一部は、常に分解され、食べたたんぱく質と合わせて、つくり直しされます。たんぱく質の材料には、体の中でつくることができないもの(必須アミノ酸:EAA)もあるため、私たちは、毎日食べ物からたんぱく質を補給しなければなりません。

たんぱく質が分解されたものはアミノ酸であり、アミノ酸は下の画像のように必須アミノ酸と非必須アミノ酸に分けられます。

画像1

必須アミノ酸はEAA(Essential Amino Acids)とも呼ばれ、最近、国内で空前のEAAブームがきています。

ビタミン

ビタミンは、エネルギー源や体をつくる成分ではありませんが、人が健全の成長し、健康を維持する働きをします。

ビタミンには、水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンがあります。

ビタミン

水溶性ビタミンは尿などから体の外へ排斥されやすく、脂溶性ビタミンは体の中に蓄積されやすいので、水溶性ビタミンは少量を頻繁に摂取し、脂溶性ビタミンは脂質と一緒にとると吸収がよくなることがわかります。

今回各ビタミンの解説は割愛させていただきます。

ミネラル(無機質)

ミネラル(無機質)は、ビタミンと同様に体の機能の維持・調節に欠くことのできない栄養素です。とても少ない量で重要な働きをする点はビタミンと同じですが、ビタミンと異なる点はミネラル(無機質)は体の構成成分にもなっているという点です。

人間の体に必要とされるミネラルのことを必須ミネラルといい、必須ミネラルは16種類あります。さらに必須ミネラルは主要ミネラル7種類と微量ミネラル9種類に分けられます。

主要ミネラル:カルシウム、カリウム、硫黄、塩素、ナトリウム、マグネシウム

微量ミネラル:鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、モリブデン、クロム、コバルト

ミネラルの解説も割愛させていただきます。

まとめ

以上、簡単にですが、栄養素についてでした。

この栄養素を掌握していけば、ダイエットや病気の予防につながると思います。

最後まで、本記事を読んでいただき、ありがとうございました。



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