[2023年旅行記]バイロイト音楽祭
バイロイトという街をご存知でしょうか?
楽劇王リヒャルト・ワーグナーが自身の作品の上演を目的として計画、設計した木造のオペラ座のバイロイト祝祭劇場で有名なワグナーファンの聖地です。
毎年夏に行われる音楽祭へ向かうことができるとは思っていませんでした。
例年チケット入手が困難でHPから事前申し込みをして抽選で当たると参加できるというハードルの高い音楽祭。
バイロイト駅から徒歩15分くらい。
街の中心部から少し離れていますが、バスも出ていますし、タクシーも10€くらいです。
真っ直ぐの道を歩いていくと、ガーデンが見えてきました。
きれいに整備されていて、夢心地。
テンション上がります。
フランクフルトの歌劇場と異なり、蝶ネクタイをしている男性や、カクテルドレスを着ている女性も居ました。
ワグナー好きにはたまらない「バイロイト音楽祭」に初めて来ました。
演目は、「ニーベルンクの指環第3夜 神々の黄昏」
今年は、ピエタリ・インキネン(日本フィル首席指揮者)指揮で行われました。
スターウォーズにも影響を与えたと言われているワグナー。
人物や情景ごとに繰り出されるテーマ、メロディのアレンジが圧倒的で驚きました。
音が体全体をとろーんと丸く包み込んでくれるのに、空虚感、怒り、困惑と言う感情を味わいました。
ここまでオケと歌手俳優たちが調和している音楽を聴くのは初体験でした。
こだわり抜いた素晴らしい特殊歌劇場。
これは癖になります。来年も来たい。チケットが当たれば…
特殊の意味とは…
ステージの下に潜り込むような構造である上に、客席側には覆いがあってオケの演奏姿は聴衆・観客からはまったく見えなくなっています。
このためホールの音響はオープンピットのある他の歌劇場とは大きく異なります
ツアーもあるそうです。
2023年9月-10月 :
毎日 11.00, 12.00, 14.00, 15.00
土曜は上記時間に追加で 13.00 からも会場ツアー可能となっています
2023年11月-12月:
毎日 14.00
土曜 上記時間に追加で 11.00 からも会場ツアー可能となっています
これに参加するとオーケストラピットが見れるそうです!
音楽祭以外の時にバイロイトに来る理由が出来ました♪
では、また
Ciao
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