将来の夢は?という質問に職業を答えていませんか!?
皆さんの子供の頃の夢はなんでしたか?
うさぎ社長の子供の頃の夢はセーラムーンでした。
でもセーラームーン談義は長くなるので今日はしません笑
私はライターの傍ら小学校で子供たちにドッジボールを教えています。
去年の今頃子供達から、ある行事の招待状をもらいました。
4年生で行われる"2分の1成人式"です。
当校では、担任の先生に名前を呼ばれ大きく返事をして体育館の壇上に登ります。
4年生の全クラス、保護者、私みたいな関係者が大勢いるフロアーを向き「名前」「夢」「夢のために今頑張っていること」をマイクなしで声を張って宣言をするのです。
「野球選手」「看護師」など花形から、「ユーチューバー」や「e-スポーツ選手」といった新しい時代の職業もありました。
そのなかで一人空気の変わった宣言がありました。
「今僕に夢は見つかりません。」「いつか夢が見つかった時のため、たくさん遊んでたくさん勉強をしたいと思います。」
どこまで先生のテコ入れがあったか分かりませんが 夢が見つからない というのは本音だと思います。
大勢の前でみんなとは違う旨を叫ぶ勇気。感服です。
ここで一つ自慢をさせてください笑
うさぎ社長がドッジボールを教えている女の子の「夢」宣言が心から感動したのです。
「私の夢はスポーツをしながら充実した人生を送ることです。」
「そのためにわたしは6年生までドッジボールを悔いなくやりきります。」
4年生ですよ?笑 大人の皆さんいかがですか?笑
彼女が答えたのは学年でただ一人 生き方 を宣言したのです。
表題の通りです。夢=職業ではないのです。
夢というのは生き方で、決して職業のことじゃないのです。
夢はお金持ちです、なんてのはもってのほかですよね。
○○になりたい。そう思うのは立派なことです。
でも例えば野球選手は2軍でもプロのユニフォームを着た瞬間に、看護師は資格を取った瞬間にゴールになってしまいます。
私は野球選手にも看護師にもなれません。
勿論、セーラームーンにもなれませんでした笑
壇上で宣言した夢が全員叶わないかもしれません。
だけど 生き方 ならどうでしょう?
作家は無理でも、人に言葉を届ける生き方はできますよね。
プロ野球選手は無理でも、社会人野球をしながら野球に関わる生き方はできます。
看護師なら?ユーチューバーなら?
自己理解を深めることが私は 充実 の第一歩だと私は考えます。
自分のやりたいこと、やれることを正確に把握し進む道を決めるのです。
私は小学生に人生観を教わりました。
子供達には夢を一つに限定せずに、充実した生き方をしてほしいです。
皆さんの今の夢はなんですか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?