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稲垣美晴『フィンランド語は猫の言葉』

フィンランド🇫🇮へ留学に行ったミハルさん。

辛いことも楽しいことも、まるで自分も行ったかのように感じられる。

何より、3年間の学校体験が細かく描かれている。当時、フィンランド語についての本は少なく、フィンランドで有名な画家の名を知る日本人はほぼいない。そんな場所へ行った奮闘記。

相槌は「ニーン、ニーン」
夏至祭は「ココ、コッコ」
猫みたいな鶏みたいな。

さまざまな経験を短編で詰め込まれた、楽しい一冊。自分のペースで進んでいける、隙間時間のプチ旅行でした。

[出会い] 大学の図書館で
[めくり心地]柔らかくて、触っていたくなる

作品詳細
稲垣美晴『フィンランド語は猫の言葉』(KADOKAWA、角川文庫、2019.4.24)

書影
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784041075388

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