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Z世代は、なぜ誕生日プレゼントに固執するのか

とあるジャニーズJr.(20)が異常なまでに誕プレに執着する様子が散見される。
アイドル雑誌や自身のブログ、ラジオやYOUTUBEで「この子にはこれをもらった!僕は○○君にこれをあげた!××くんに俺は誕生日プレゼントあげたのに、そいつから誕プレが来ない」などと逐一報告する。彼と同世代のファンからも「××くんは誕プレくれたのかな?」などと誕プレに関するツイートをしている。彼だけではなくZ世代にとって、誕プレは人生でめっちゃ重要な位置を占めているようだ。

ジャニーズ事務所に入りたて、高校生の頃から彼は誕プレの話をしていた。当時はただ可愛いなあと思うだけだった。アイドルが事務所内に繋がりができ、お互いに仲良くする様子を聞けることはファンの楽しみの一つだろう。

しかし、彼は事務所に入って5年ほど経ちもう大学生になった。しかし以前より誕プレ報告が加熱している。他のメンバーはことさらプレゼントの話をしなくなってくる今、前よりもまして「○○はまだ誕プレをくれない。被害者は他にもいる」などと過剰なコメントを連発している。今年の自身の誕生日から3ヶ月も経ったのにまだそんな話をしているのだ。

3ヶ月待ったのに誕プレをくれない仲間へ相当の怒りを持っているのかもしれない。そこまで仕事の同僚たちから誕プレを要求するパワーはどこから生まれてくるのだろう。私はもはやホラーとして彼の行動を見守っている。

勝手だがこのジャニーズJr.は、何か過去のトラウマを抱えているのではないかと
その闇を妄想してみた。バラエティー番組やYOUTUBEを見る限り、この子は普段の行動でもマウントをとる傾向が強い。そこを踏まえての妄想だ。

・幼少期、誕生日会を開いたがマウントをとりすぎ→参加した同級生から翌日以降、無視された。

・小学校でマウントを取りすぎて浮いてしまい、友達がいなかった。だから誕生日会を開くことができなかった。

・小学校で同級生の誕生日会に参加したが、マウントを取りすぎて出禁にされた。

どうだろう。皆さんの周りにも誕プレに異常に固執する人はいるだろうか。そういう人ってマウントとりがちだろうか?ご意見を賜りたい。

話を元に戻そう。

彼特有の特徴ではなく、誕プレに固執するのはZ世代に共通する特徴なのだろうか。Z世代は職場の上司に褒められることを嫌うと聞いたことがある。「俺のこと褒めるなんて、この上司、俺のこと上から目線で捉えてる」と思ってしまうらしい。

また、Z世代はSNSネイティブ。同級生のキラキラした投稿を浴びつづけている。だから、自分もキラキラせねば、成長しなきゃと特に思う世代だともいう。人生100年時代なのに、成長を激しく急ぐらしい。

無駄な修行はいらない。テンプレないっすか?マニュアルないっすか?なんで俺こんな仕事しなきゃいけないんすか?こんな仕事で俺、成長できるんすか?と上司にたたかみかけ、バブル世代の管理職が爆死する例もあるという。

小学生から「大人のいうことが矛盾していてムカつく」といった内容の悩み相談を雑誌で受けた他のジャニーズJr.(22)は、「ムカついてる時間が勿体無いよ。その大人の発言の中から、役立つ部分を見つけた方がいい。」と諭していた。このジャニーズタレントは、誕プレではなく、とにかく時間がない!爆速でデビューにこぎつけたい!といつも焦っている。短期間で成長したい、不安定な世の中で一生食っていける人間にならねば。そんなプレッシャーの中にZ世代は埋まっているようだ。

ジャニーズかっこいい、歌も踊りも上手だね、など褒められるだけでは誕プレジャニーズJr.(20)の心は満たされないのだろうか。無条件に「生まれてきてくれてありがとう」と誕プレを渡してもらうことでしか、彼の承認欲求は満たされないのか。引き続き、彼の誕プレ欲求行動を観察していきたい(敬礼)。

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