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新社会人の皆様 この国は仕事できないレッテル貼られると一生、長所を見つけてもらえない場所です。でも大丈夫っ

●漠然としたことしか言わない部長とか社長に殺意
抽象的なスローガンばっかり叫ぶ経営者をみると、どんよりします。「過去最高の売り上げを出して『見たことのない景色見ませんか』」とかいう部長だか社長だか。だから、どうやって最高の売り上げを出すか戦略を共有してくれよ!!!みなさん、そんなこと思ったことありませんか。

抽象的な発言を連発するのは、自分が責任をとらないようにするためらしいです。具体的な戦略を部下に共有して失敗した場合「●●部長のせいで失敗じゃーんwww」ってたたかれちゃうから。だから何も言わないんだって…。とりあえず「全力で」「絆で」「総力戦」とかボヤボヤしたこと言うしないらしい。もしも自分が社長になったら、自分もマイルドヤンキー的なポエム連発するようになるのかな…。

●600年前の経営マニュアル本「風姿花伝」がめちゃ実践的
そんな今からからはるか600年前(唐突)。世阿弥って人が書いた「風姿花伝」って聞いたことあります?

金閣寺で有名な、足利義満にかわいがられた能楽師、世阿弥。雑に言えば、室町時代の「劇団四季」の社長兼、主演俳優、世阿弥!義満がしんだあとの足利将軍には冷遇されて世阿弥のミュージカル・カンパニーは大ピンチに!そんな世阿弥が40代のころ、弟子たちのために書いた経営マニュアル本が「風姿花伝」

油断したらすぐ将軍につぶされそう!そんな恐怖の中で書かれた「風姿花伝」は必死!抽象的ポエムでウェイウェイ叫んでるだけの経営者風情はゼロ。「こんな脚本書いたらいいよ」「こんな舞台を企画したら客にウケるよ!」すぐ実践できる激しく具体的なアドバイスがばんばん書いてあって、マジで目からウロコです。600年たった今読んでも、血圧があります。

東大の先生、松岡心平先生とかもも絶賛。要約すると、世阿弥は劇団の社長、企画をする人間でありながら現役俳優もやってて、しかもマニュアル本もかける。わかりやすいパワーワードを自ら創作する天才だと!

「風姿花伝」からのメッセージを、これから社会人になる皆さんへ捧げます。(意訳)

「風姿花伝」は、弟子から質問されて答える形式になってます。私が社会人として、めっちゃ刺さった質問はこちらです。


●質問:「技術がない役者が、得意な芸だけをうまく披露して客に褒められることがあります。場合によっては、総合力のあるベテラン役者より褒められちゃうこともあります。これって、くやしくないですか!?」

●世阿弥の答え「そもそも上手な人にも欠点があるし、へたくそな人にも長所がある。でもぶっちゃけ、そんなこと客は気にしてません」

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

**それな。それ!!!!!

日本人って集団になると、自分より能力が低い奴を見つけて、つるし上げるのが大好きなんです。(ほかの国は知らんけど)
**「へたくそ」認定された人は、一生長所は探してもらえません!!!!!!!(キリッ)

職場で「あいつ、納期遅れた。」「あいつミスったくせに、俺に謝らなかった」って1回でもしくじると、もうイッサイガッサイあなたの長所を探そうとはしません!!!!

**職場のやつらは、他人の短所が大好物だからです!!

でも、絶望しないでください。私が言いたいのは
「職場で、誰もあなたの長所は探してくれない。でもほっとけ!!」ということです!**

**そういう習性なだけだよ。放置しようぜ!

「ぼくのいいところ全然わかってくれない」ってもじもじしだすと鬱になるだけです。だからまわりは放置して毎日、納期に間に合わせればOK!エンジョイ!**


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