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私が刀鍛冶の道へ飛び込んだ経緯 ⑤

高校生の頃に私が刀鍛冶を目指すにあたり、まずは刀剣の見識を深めようと埼玉県から都内へ繁く博物館通いをし、そのなかで刀剣博物館(当時は代々木)の受付のおじさんと顔見知りになり、よく雑談も交わすようになりました。
交流のなかで私が刀鍛冶の修業先を探しているということも当然知っていて、ある時に展覧会に拝観に来ていたお客様を紹介されます。

そのKさんという愛刀家は古名刀も非常に好きなのですが、熱心な愛刀家には珍しく「現代刀」にも深い理解を持っていた方でした。
Kさんにはその時、都内で行われていたある刀剣鑑定会に誘われ、そこには刀鍛冶が2人会員として来ている旨を教えられました。

刀鍛冶2人には後に師となる藤安将平がおりました。

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