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となりの娘

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日々成長していく様子や、気になるエピソードなど子どもとの生活について綴っています。
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時間のゆとりは心のゆとり

今朝、失敗をした。 アラームを何度も止めながら、予定より1時間遅く起きた。 それでも、いつも時間に余裕をもって起きているので、のんびりする時間が減るだけで済む。朝の支度をすぐに終わらせれば、いつも通りの時間に出発できる。 この気持ちの緩みが失敗の始まりだった。 娘も、いつもより30分遅く起こすことになった。寝起きは良かった。 昨夜、早く寝かしつけるために、楽しみにしていた知育菓子を人参にしてぶら下げていた。寝起きの娘はハッキリ覚えていて、「あのお菓子!」と飛び起きた。

一人っ子はワガママになるのか?

「一人っこだからワガママ」 言う人にも、言われる人にも出会ってきた。 言う人は、何も考えていないのだろう。 相手がこの言葉でどれほど傷つくのか。 言われる人は、その言葉で新たな悩みができてしまう。 きょうだいがいるほうが良いのだろうか、と。 傷ついている人は、そんな言葉を気にしないでいい。 子どものことを考えて子育てをしているのなら、自信をもっていい。 傷つけた人は、自分の狭い世界だけでしか物事を考えていない。 もっと周りを見て、今すぐその考えを改めた方がいい。 一人っ

イヤイヤ期の奮闘記なるもの

娘のイヤイヤが始まったのは1歳半頃。 今でも覚えている強烈なイヤイヤは「かぎ!(鍵を自分で開けさせろ」「だっこ!(抱っこして」「ないっ!ないっ!(鍵が鍵穴に入らない」「ぎゃー!!泣」。 抱っこしてるの疲れたので下ろす。「ぎゃー!!泣」。 寒いから私がドアを開けて中に入る。「ぎゃー!泣(自分でやりたかった」 絵に描いたように、ひっくり返り足をバタバタさせて泣いていた娘の姿は忘れられない。 もちろん、スマホで写真を撮った。 イヤイヤしたときに実践している対処法。 って言っても

雨の日の散歩で変わった子ども

「ママと一緒に遊びたい」だけかと気づいたのが昨日。 今日は早起きをして、二人で散歩に行った。 本当は公園で遊ぶつもりだったけど、雨が降ってきたので傘をさして歩いた。 「みんな寝てるかもしれないから静かに喋ろう」と小声になって、 まだ開いてるはずもない保育園まで。 いつもはなかなか渡れない道路も、車は通っていない。 「車がお休みみたいだね」と、ゆっくり横断歩道を渡った。 「誰もいないね」と門の締まっている保育園を見てるから 「誰もいない、一番に来たね」と声をかける。 「お腹

娘の頭の中の本棚

「もう〜本棚がぐちゃぐちゃになっちゃったじゃん!」 ベッドに転がったまま、不機嫌そうに言う娘。 「本棚」と聞いて最初に見たところは綺麗に本が並んでいる。部屋にある本棚のことではなさそう。 「本棚って何のこと?」 「頭の中の本棚だよ」 頭の中の本棚…童話が絵本のように並んでいることを指すのか、それとも思い出をアルバムにしてしまってあるのか、よく分からなかった。 「本棚には何が入っているの?」 「考えてることが入ってるの」 娘の考えているこのを上書きしないように、最