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ウケるnoteを書きたいならこれを怖がるな!

こんにちは、わたしです。

ユーモアのある文章に憧れます。
自分の記事を読み返して、悲しくなることがあります。



って

noteを読んでくださる方の大半はもちろんわたしと話したことはないと思います。
なので知られてないと思いますが、わたしは文章から受ける印象ほど大人しくないし、声はデカいし、めっちゃ笑うんですよね。

でもそれがnoteだと全然伝わらない。

それで考えました。
どうしたら、ユーモアのある文章が書けるかって。

逆になぜ今わたしの文章は冷たく面白くない印象を受けるのかって。

考えたことをまとめて見たので読んでいただけると嬉しいです。


まず面白い文章の例

逆に面白い文章ってどんなの?
ってなるので、まず一例として、しろさんのこちらの記事を参考にします。

内容もさることながら、言い回しがクスッときますよね。
ユーモアの分析をするのはナンセンスではありますが、ここはちょっと失礼させて頂きます。

お笑いを分析している人たちも世の中にたくさんいて「面白い」は人それぞれと思われていてもある程度傾向の把握なんかはされているのはみなさんご存知かと思います。

わたしも詳しくは無いのですが「緊張と緩和」なんて言葉はよく聞きますよね。
このしろさんの文章では、noteのスキやコメントの伸ばし方というテーマ(緊張)の中に、うまくボケが混ぜられていてそれが緩和になります。

顔の見えない文章だからこそ起きる、淡々としたイメージの中にそのテンションを崩さないまま「実は東大っていうのが日本にはあって」と言われるとそのギャップが面白いと感じます。

noteのもつ空気感をそのままに、突然挟まれる小さな違和感とも言えるボケがくどくなくシュールさがあって好かれる面白さだなと思いました。


noteで求められる面白さとは

たぶん誰もnoteを読んでバラエティ番組を見てるような爆笑は求めてないんですよね。

これはnoteだけじゃなくエッセイ本だとしても同様です。

ステージに立つオードリー若林に爆笑は期待しても、エッセイの若林に腹抱えて笑うようなものは要求していません。

そもそもnoteでできる面白さと、ステージでできる面白さは違うので、TPOによって声のトーンを変えるように、公開場所によっても求められる面白いは違います。

その辺りを理解出来ると、面白い文章を書けるようになるのだと思いました。

例えばわたしの大好きな作家・村田沙耶香に漫才は出来ないだろうけど、彼女のエッセイは間違いなく面白いです。

文章は推敲ができるし、時間制限もないし、目の前でリアクションがないので、緊張せずに面白さを発揮する研究はできるなと思いました。


リアクションがない怖さ

一方で、リアクションがリアルタイムにないことはわたしは怖さを感じます。

わたしは、人と話すのが好きで、初対面の人とも割と問題なく話せる方です。
人見知りはしますが、テンションでカバーして生きてきました。

なので、今このnoteを読んでくださっているあなたと1時間楽しくお話できる自信はあります。

しかしそれは、あなたがわたしの話にリアクションをくれる前提の話です。

リアクションを見ながらこの人は「こういう話題で笑ってくれるんだな」というのを探ります。

noteではリアルタイムにリアクションは来ません。
今ボケたことが読んだあなたに通じるかわからないまま書くことになります。

時々、ボケが相手に伝わらず言った本人だけが楽しくなってる「イタイ文章」に出会うことがあります。
わたしのnoteのスタンスは、自分のために書くですから、滑ってイタイ文章になってもスタンスとしては問題は無いです。

しかし、わたしの芸人魂はこれを許せません。

滑ってシラケるのは本当に怖い。
それは文章でも同じです。
だからnote上で小さいことでもボケられないし、それゆえにつまらない文章になっていきます。

これは読んでくださったあなたにリアクションを要求しているわけではありません。

リアルタイムでリアクションがこないこと、滑っていることに気づかないままシラケた文章になることを恐れてボケから逃げていては一生面白い文章は書けないんだぞという自分への忠告です。


でも身内にはボケまくれる

オタクは血縁者では無くても、仲間のことを身内と呼びます。

わたしは、この身内たちにSNS上でボケた文章を送りまくっています。

Twitterで毎日のように「これフォロワーの〇〇ウケてくれんかな?」って思いながらツイートを投げています。

もちろんすぐにリアクションがくるとは限りません。
そして、その人からリアクションが来るとも限りません。
さらに、リアクションが来たとしてもその人にウケる保証はありません。

でも、頭にこの人を笑わせたいという気持ちがあると文章でボケることができます。

そのおかげか、ほかのフォロワーさんからもわたしのツイートは面白いと評価を頂くことがありました。

noteをはじめ、文章を書く時によく言われる「この人に向けて書くを思い浮かべなさい」という言葉をこれほどまでに実感したのははじめてです。

これからたとえばなにかユーモアをはさもうとするとき、友達の〇〇にウケるネタとして入れていくと身構えずボケられるかもしれません。

届けたいターゲット層に近い人物が身内にいたらその方法で書いていきたいと思います。


まとめ

ここまで色々書いてみたけど、まずは滑ることを怖がらずこれ面白いやろ!って思ったことを書いてみる。

ウケたかどうかがわからないように、滑ったかどうかもわからないのがnoteなんだから、だったらボケ得だよなって思います。

わたしは、わたしのために書くスタンスなのだから、読み返したわたしが面白いと思える文章を書きたいと思います。


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