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リトリート、それは自然の中で生まれ直すこと

都会の「単調」な生活でわたしたちの脳は退屈し、身体は疲れ、心はしぼんでいきます。自然が織りなす「複雑」な音・景色・肌ざわり・匂い・味を感じることで、人は本来の自分に還ることを受け入れることができ、本来の自分で生ききると決めた時にヴィジョンを見ることができます。5感を研ぎ澄まし、身体の夢を叶えましょう。


鉄砲百合

「リトリート」という時間の過ごし方をご存知でしょうか。リトリート(Reteat)とは、非日常的な場所で自分と向き合い、疲れた心や身体を癒す過ごし方と言われています。

わたしはこの言葉に出合ってからまだ日が浅く、体験しながらこの記事を書いています。私が過ごしている場所は、沖縄県北部地方の「やんばる」と呼ばれるエリアです。ここには、海があり、山があります。希少な動物も住むエリアであり、今年世界自然遺産に登録されるとも言われています。

まさに非日常の楽園のような場所です。

衣食住はどうしているのかというと、

【衣】持ってきた服

【食】近所のスーパーや道の駅で買う、自然採取

【住】ホステルにマンスリー滞在

という感じです。


シェア生活の考え方が普及し、現代はモノに溢れていて何も困らないことを実感できます。


1日の過ごし方

朝6時くらいに目を覚まし、お水を飲みます。ヨガマットを持って屋上へ行き、30分くらいぼーっとして、30分くらい軽いストレッチをします。ヨガのポーズや動きも取り入れますが、その時々で動かしたい箇所を動かしています。

活力が満ちたのを感じたら、活動し始めます。

主に本を読んだり、自分と向き合うこと=セルフコーチングをしたり、ドライブにでかけたり。。。人との交流もあります。ここでのコミュニケーションは気づきと学びの連続です。

起きることは、全て自分が起こしているということを真の意味で理解することができます。感じた通りのことが、やってくることをやんばるの自然が教えてくれます。心地よさを感じていたら、また心地いい出来事が訪れます。

一日の最後寝る前にもぼーっとして、ふわっと眠りにつきます。そんな毎日を過ごしています。


ここにたどり着く前の生活は、不安は不安を、焦りは焦りを、怒りは怒りを引き寄せた現実でした。頭では引き寄せの法則を理解していても、ネガティブな感情のループから抜け出すことはまた別の話です。癒しが必要だったのです。

また、都市部での「単調」な生活では、ストレスの影響で考え抜くことが困難です。安心できる環境で心を解放することで、思考も突き抜けることができるのです。それにはやはり自然の中が適していると考えます。

ビーチでただ海を眺めたり、山道を走ってたどり着く森の中で過ごしていると、自分が真っ新になっていく感覚を味わえます。太陽の温かさを感じここは安全な場所だと理解できると、心は安心しその真っ新な自分を受け入れることができます。そよぐ風に溶けて自然と一体化していくような感覚になり、虫や鳥の鳴き声、風の音も私の一部のように感じます。

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これ以上にない満足感を感じます。

エネルギーが満ちてくるのを感じます。

この感覚は過去がどうであれ、これから先の未来は今ここから変えていけることを教えてくれます。未来ヴィジョンにいる私が【何を】【何のために】すべきかを教えてくれているからです。

ここで言う過去とは生まれてから今までとも解釈できますし、過去性からの課題を含めて解釈することもできます。人によって学びの速度は異なり私も勉強不足ですので、ここでは細かいことを省きます。

昨今、スピリチュアルとサイエンスという真逆の性質のように見えていた分野が急速に近づいています。本を読んだり、講座で学ぶこともできます。それでも何かが足りないと感じる人もいるでしょう。私もその一人でした。足りないものは「体験」「体感」なのではないでしょうか。そして、これこそが最も大事なものだと私は考えています。

そこで、私は「リトリート」という時間の過ごし方の提案を通して、みなさんに今世この身体を使って生きる人生を見つめ直すきっかけつくりを行っていくことにしました。


 私たちは魂を磨き合う仲間です。

もしかしたら、これを伝えるために生まれてきたのかもしれません。この言葉に出合ったときに平和を感じました。みんなで『身体の夢』を叶えましょう。

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