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【買ってよかったもの】キャンピングカーについて(きっかけ)

こんにちは2022年に千葉から、八丈島に家族で移住した「わたる」です。
今回は千葉県千葉市で生まれ育ち、普通のサラリーマン生活を送っていた私が、、、40歳を目前に突然、今でも人生最高の買い物をしたと感じているキャンピングカーを買った話をしたいと思います。

キャンピングカーと聞くと「お金に余裕のある老夫婦が、定年退職後に旅行をするために購入するもので、30代の子育て世代には無縁のモノ」という高級でぜいたく品という印象があったのですが、意外とお手頃に買う事も出来、移住するまでに持て余すどころか家族の必需品というほどまでに愛用した経験から、子育て世代の方にも是非にとnoteいたします。

※もちろん「全ての方に等しく、当てはまる」というわけではないのでご了承ください。

キャンピングカーを購入したのは2018年の12月。手放したのは2021年10月。土日や長期休暇は基本キャンピングカーを利用し、3年間で50,000㎞を走り切りました。

購入したのは2018年の年末ですが、キャンピングカーを検討しはじめたのは2018年の夏でした。当時の我が家の状況は以下です。

家族構成:私・妻・長男・次男・長女
居住地 :千葉県千葉市
状 況 :千葉近郊で移住先を探している時期

まだ次女は生まれておらず、長女もようやく1歳になる頃でした。キャンプは当時から好きで良く各地に行ってましたが、キャンピングカーを買おうとは一切考えていませんでした。「金持ちの道楽だよな~。」位に考えていました。

■移住までの経緯は以下に記載しています。

そんな中夏休みを利用して北海道にキャンプ旅行に行った際に、長女の病気に気づきました。現れた症状は、突然失神してしまうというもの。
最初は病名もわからず、もやもや。数回の血液検査の後、赤芽球癆(せきがきゅうろう)先天性のダイアモンドブラックファン貧血という病名が判明しました。
赤血球が育たず、輸血をしなければ、極端な貧血状態となる病気でした。すぐに生死に関係はしないものの、特効薬がなく、根治の方法も解明されてないという事実に、妻と「どうしよう、どうしよう」と毎夜話し合ってました。

当然移住どころではないですし、いつ何が起こるかわからないので、もう家族旅行やキャンプ等はできないのでは?と話していました。
定期的に輸血をしていれば日常生活はあるものの・・・その当時はただただ困惑をしていました。

初期のショックと混乱が落ち着いてくると、「人生に当たり前の事なんてないんだな」と思い始めました。

その数年前に私は母を亡くしており(母はまだ62歳でした)、今度は娘が治るかわからない病気にかかり、いままで当たり前だと思っていた「家族全員が心身ともに健康で生活する」というのは当たり前ではなく、偶然というか幸運なことなんだな。と思うようになりました。

そう思うと「だったら今のうちに、家族で思い出をいっぱい作ろう。娘の病気はもちろん不安はあるが、リスクを恐れて家に閉じこもっていたら、もしかしたらもっと病状が悪くなった際に、もっと家族で○○をしておけばよかったと『後悔』する」という気持ちになりました。

日本にはいろんな良いところがあるから「たくさん旅行しよう」

子ども達には色んな史跡や各地の名物を見てほしかったし、私は温泉が好きなので、たくさん旅行に出かけようと考えました。
どうしても「健康に産んであげられなかった」と、自分を責めてしまう妻を外に連れ出し気分転換をしてもらうのも大事な理由のひとつです。

しかし旅行に出るには以下の問題が出てくる
・子ども達が小さく、公共交通機関での長距離旅行は厳しい
・宿泊も毎回キャンプでテントを張るのは大変。ホテルや旅館では大騒ぎするので泊まる事が憚られる
・何より上記2つを毎度支払うのは経済的に厳しい。

また、私個人の問題ですが、時間を指定される事や、同じ場所・席にじっとしている事。チェックイン/アウトなどを気にすることが極端に苦手で多大なストレスを感じてしまう事もあり、、、どうしようかと思案をしていました。

悶々と考えていたある日、何かのきっかけで「キャンピングカー」という交通手段と宿泊施設がある事に気づいたのでした。わたしは、1日600㎞程度ならなんの苦も無く運転ができるので、これはもしかしたら今の我が家にすごくぴったりなモノなのでは?と考えるようになりました。

次回は、購入までの経緯について。noteします。

■別のシリーズ【息子ふたりと1ヶ月インド旅行に行った話】

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