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映画レビュー キングダム 監督 佐藤信介


人の死は自分に何を残してくれるでしょうか?

死を伏せたり
悲しいものとしておくよりも

感情は置いておいて

亡くなった相手は
何を私に残してくれたのか
に注目していきます

なんとかしたい
変えたいと思っていても

自分の身の上や
なんとなく幸せな生活には

ま、いっか。

で生きてこれてます

仕事や環境
が目の前にある時

そのままでいることと

変えるリスクを考えると
一歩も動けなくなります。

そんな時には

このまま、死んでもいいの?

と聞かれると

いや、もっとやりたかったことがあって。

と思い浮かぶことがある人は
この映画に惹かれると思います。

全力でぶつかる『生』

亡くなる『死』
を強くさせていて

全力でぶつかるエネルギーが、人にも伝わるます。

死をおそれずに
もしも、明日死ぬとしたらどうだろうか?
後悔しない?
やり残したことはある?
やっておきたいことはある?

と聞いていくと

ちょっと信じられない答えが出るかもしれないけれど
想定外が自分の選択を広げてくれます。

一寸先の死が、生きることの大切さを教えてくれています。
生きる、生きてくれることの幸せは

突然、奪われることで
相手の心に残ります。

だから、簡単には死ねない。と踏ん張れるし
簡単に人の命を奪えない。と
生きると死ぬの価値観が自分の中に育っていくのを感じると思います。

映画の詳細はこちら


仕方ないと諦めることは簡単だけど
映画では、諦めるか死ぬかの選択で
選んでいることが多い。
下僕でいるのか
大王を助けるのか
もどちらもその先に死があり

発言するのか
聞いているのかでもすぐ先には死がある

長寿でいること
よりも
目の前の選択の連続で生があることで
自分の制限を超えた力が出せると教えてくれます。

できるかどうかはおいといて

圧倒的な「ない」があるからこそ
想像が広がるのだと思います。

原作漫画繋がりで
次回は鋼の錬金術師です


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