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「タイミング」って結婚だけの話じゃないねって話

28歳の時、ずっと続けるだろうと思ってた仕事を辞めました。

中学生の頃から夢だった介護福祉士になって8年目の時でした。
介護の仕事って深みがあって楽しい。
20代の半分以上の時間を介護の仕事に費やして来ました。

仕事は好きだけど、新しい経験をしたい。
本当にそんなほんのちょっとした気持ちでした。

田舎に生まれ田舎で育ち、これまで田舎で過ごして来たわたしの頭の片隅にはいつしか「東京に住んでみたい人生だった」と刻まれる程、東京暮らしは夢のような話に思えていました。

東京に行く必要がないでしょ?と娘を手放したくない田舎丸出しタイプの親だったので、東京には行けないかなってなんとなく思わせられていたんだなと気づいたのは本当にここ数年の話です。

どうせ東京には行かせてもらえないだろうから、その前に海外にでも行ってみるか。

そんな発想になるなんて自分でも驚きでした。

ワーキングホリデーという制度があることを知ったのもこのタイミングです。

英語なんて話せないけど。
カナダ、という国になぜか引き寄せられるように手続きを進めていました。

ビザが取れて航空券を購入した時、
マジか!!!!!!
わたし本当に行くんか!!!!!!
と言う気持ちがリアルでした。

後にもカナダでの経験は綴っていきたいですが、
このギリホリおばさん(わたし)は本当に毎日刺激的な日々を送りました。

人、言葉、文化、気候…環境に出会いに
それにあれもこれも本当に全てが刺激でした。

できればもう少しカナダに残りたい…
そんな気持ちもある中、働いていたお店でワークビザを出して滞在が延長できる話をいただけていたりしました。

しかし、わたしこの時29歳。
1年間地元に彼氏を置いて遠距離恋愛をしていました。
数ヶ月後には三十路を迎えるというこの状況で、そろそろ結婚という言葉がチラつくのは容易に想像できますね。

わたしは帰国を選択しました。

帰国するとプロポーズにはじまり、両家顔合わせ、結婚式が決まり、結婚式の日に入籍しようねと言う約束をし、トントン拍子で話がすすみ、結婚ってみんなこんな感じでさくさくと決まっていくモノなのだなと実感してました。

同棲生活が始まり、楽しい同棲生活とは裏腹に激しいマリッジブルー。笑

だって、わたし東京に住んでみたい人生だったんだもん…

理由は様々ありましたが、
半年で同棲解消。婚約破棄。彼とはお別れしました。本当にごめんなさいな話ですよね。

同棲解消の翌々月には上京していました。

今は東京に来て3年目。
仕事はもともと好きだった介護の仕事に就きました。コロナ禍での就活はキャリアのある仕事でしか難しかったのもあります。
そろそろ違う経験値が欲しいなと思っていたタイミングでした。

カナダの日本食レストランで一緒に働いていた元同僚がカナダで起業したという話を聞いていました。
キレイでかっこよくて強くて
ものすごく尊敬している女性(通称ハハ)です。

急にハハから連絡が来て、
「スタッフを募集してる、来て欲しい」

なんとワークビザを出すので
会社を手伝って欲しいとのこと。

迷いはありませんでした。

ハハと一緒に働けるのなら。
しかもカナダで。

ワクワクが止まりませんでした。

少しマンネリしていた東京生活に光が差したような気持ちでした。
わたし的には環境が整い次第
今すぐにでも渡航したい気持ちでいるので
この熱い気持ちが冷めないうちにと
次の日にはコンサル会社に問い合わせをしました。
今週中にはカウンセリングしてもらいます。

無事にビザが取れるかはこれからの話。

人生を決めるタイミングって別に結婚だけじゃないなって思った話です。
環境を変えるって勇気がいるかもしれないけど、新しい生活をするって考えると不安よりもワクワクが勝ちますね。

ゆるく婚活もしはじめてましたが、、
結婚してる場合じゃなくなりました。笑

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