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<第19話>本当の強み

マンガ:つのだふむ
解説:西澤明洋

マンガ家つのだふむによる熱血ブランディング・ドキュメンタリーブランディングマン。【期間限定・全話無料公開中!】



あなたのやりたいことは真実か?

ふむ君やみなさんのブランディングを考えるとき、当たり前ですが、まず「何をやりたいか」から考えていきます。
でも多くのブランディングの現場を経験してきた立場から申し上げると、あなたがパッと頭の中に思い描く「やりたいこと」は市場や業界バイアスに侵されています。ふむ君も然り。
 
どういうことかというと、やはり人間はまだ見ぬものを想像することは結構難しいもので、あなたが今やりたいと思っていることは、実はもうすでに業界にあるという場合がほとんどなのです。
例えばふむ君はこれまでのマンガ業界を見て育ってきているので、雑誌連載になるようなオリジナルストーリーマンガを理想としています。
 
もちろんそういう道の選択も良いのでしょうが、ふむ君が思いつくようなことは、当然他の多くのマンガ家も考えています。競争率は高く、成功までの道はかなり険しい。
ブランディング視点で考えるなら、繰り返しになりますがやはり大事なのは「差異化」です。
 

環境要因を活かした「自分だけのやりたいこと」探し

でも、だからと言って自分のやりたいことを無理にねじ曲げる必要はありません。
ふむ君であれば、そもそもマンガで本当にやりたかったことは「ファンタスティックで革新的なもの」を描きたいという熱い思いでした。これをマンガの王道のオリジナルストーリーマンガではなく、コルク所属という環境を活かして、広告マンガでやってはいけないのか?
 
第16話でも解説しましたが、同じ業種の事例ばかりみていると自分のやりたいと思うことが、知らず知らずのうちに業界の当たり前の範囲に収まってしまいがちです。
そうではなく近接する異業種からアイデアを探していくと突破口が見つかりやすいものです。ふむ君は映像出身者だけあって、CM業界の巨匠で映画監督の大林宣彦さんにヒントを見出しています。



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