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火狩りの王〈一〉 春の火

銀をつむぐ者を読み終えた私はスターリク王に憧れたので、次なる図書として、火狩りの王を選びました。

書店には1巻しか置いてなかったので迷いましたが、良い本だったらネットで購入しようかと、とりあえず購入。

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読んでる合間に気付いたのが、この本の作者、「雨降る本屋」シリーズの著者、日向理恵子先生だったこと。

「雨降る本屋」シリーズは2巻まで持ってて、母娘でお気に入りの本。3巻は中学校の図書館で借りたものを回し読み済み♡めっちゃ大好きな本なので、別の記事で紹介したいと思います。

では、恒例の読書感想文といきますか。

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火狩りの王〈一〉春の火

  この本の世界では、人間は普段私たちが使っている「火」を使うことができない。「火」を使うと人間自体が内側から発火して死んでしまう。

  森には炎魔と呼ばれる者がおり、炎魔の内には火を宿している。火狩りと呼ばれる者がその炎魔を狩ることで人間が扱える「火」を供給することができる。

  火狩り人と、神が与えた役割をそれぞれもつ村の村人と、薬草から作る薬を村に届ける木々人、火狩り人と炎魔、そして〈蜘蛛〉の存在。

    この物語は、火狩り人が主人公を炎魔から守り命を絶つところから始まる。残された狩り犬と鎌を遠い首都へ返しに行くための長く辛い旅のお話。

  そして、その一方で、その火狩り人の息子が母を亡くし、妹と共に首都で工場の経営者をしている燠火家に住む込むことになった。そして、独り雷火を〈蜘蛛〉に迎え撃つための武器を作ることになるも、それに伴う苦悩と葛藤を描いている。

    私はこの本の世界観や物語の設定がすごく面白いと思った。その中でも、痛いことを想像するとやっぱりゾッとしてしまう。

  物語は続いている。これから、主人公の灯子は煌四の物語がどのように繋がってつむぎあって行くのか。すごく楽しみにしている。

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以上で火狩りの王〈一〉春の火の読書感想文は終わりです。内容的には小学生高学年向けかなと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

みつば





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