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大阪桐蔭の内野手に聞いた 守備の極意とは?

どーも野球大好きタムゴリです!

前回の続きです!
2012年大阪桐蔭春夏連覇→亜細亜大学卒の妻鹿聖くんにお話を伺った
『守備での意識』について書いていきます!

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妻鹿くんが守備で意識していることは??

『守備に大事なのはまずリズム。
打球は速さもバウンドも毎回違い、二度と同じ打球に出会うことはないから
そこで、打球が毎回違うリズムで飛んでくる中で、自分も毎回違うリズムで捕球しにいってしまうとズレがおおきくなっていきます。
出来るだけ毎回体は同じリズムで捕球しに行くと安定してきます。
打球に合わせていくのではなく、自分のリズムの中に打球を入れていく、いい意味でボールに合わせていく。は
という感覚ですね』

なるほどと言いたいところですが、実に深いですね。。

打球に合わせるのではなく、自分のリズムの中に打球を入れていく

ここ要チェック☆☆

続いてどんどん聞いていきます!!

『次に捕球する際に、グローブを速めに出し捕球する体勢を作ります。
ボールを捕るというイメージではなく、勝手にボールがグローブに入ってくるイメージですね。』

勝手にボールがグローブに入れば有難い…

『次にグローブの出す位置についてですが、
中途半端な位置にグローブを出してしまうと上半身も下半身もいかなくてはいけなくなる。(二択になる)
1番下(土につける)にグローブを出せば、上に上げるだけの一択になる。
できるだけ簡単にしてしまう。
またグローブを出すだけではダメ
しっかりと準備した形で、しっかり捕球できる形で出さないと意味がないです。』

『右足→左足→グローブ
というイメージで捕球まで行く人が多いですが、
右足→グローブ→左足のイメージで捕球までいくのが良いですね』

教えられるケースで多いのは右足→左足→グローブの形が多いですが、
妻鹿くんが言う形なら色んな打球にも対応できそう!

『次は握り変えについてですが
握り替えは体の中でしなければいけない。
その訳は体の外でしてしまうとジャックルしてしまう確率が高くなってしまうから。
だからキャッチボールから体の中で握り替えることを意識してやる。
右利きの場合、よく左足付近で捕球しろと言われるはずです。
そこにも理由があります。
多くの送球の場合、捕球位置から体は左側に動きます。右足付近で捕球してしまうと、捕球位置と体が離れてしまう。そうなると握り換えが体の外になりやすい。
なので、右足付近にはならない方が良いですね。左足が窮屈と言う事であれば真ん中でも良いと思います』

深い!!さすが!!

最後に守備で一番大事にしていることを聞きました!!

『1番大事なのは、捕球する前の右足の位置。
人間は右足が出れば、次に必ず左足が出る。
その右足の位置が打球に対して、しっかり良い位置で決まると、勝手に左足も良い位置に決まり、捕球位置がいい位置になる。
そうなると、送球も良くなり、アウト出来る確率が上がってくると思います。』

といったところで守備で意識していることをいくつか上げていただきました!

やはり、僕が教えてもらってきたレベルとは違います。
違う世界が見えます。

多くの中高生は指導者の型にはめられます。
ただやっぱり好奇心を持ってすごい人の話を聞いて取り組むことも大切だと思います。

そんな中自分自身もこういった機会をもらうことができ、良いお話が聞けたのでもっと色んな選手に知って欲しく発信しています!!

もっと野球がうまくなりたい…

そんな想いをもっている選手に少しでも届けばと思います!!

次回はまだまだ聞いてきた話があるので
バッティングや、試合に勝つために強豪校が取り組んでいることなどを書いていきます!!

#野球 #高校野球 #甲子園 #大阪桐蔭 #プロ野球 #選抜甲子園 #硬式野球

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