ミルクを混ぜたような ブルーオパール
こんなにちいさくて、こんなにときめく、淡い水色。
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鉱物は「地質作用を受けてできた天然の固体」と定義され、美しい色や、魅力的な形で私たちの前に現れます。ーときめく鉱物図鑑 監修:宮脇律郎(国立科学博物館) より
石がすきです。
部屋の隅の飾り棚に並べてある、空き箱の中のすてきな石たち。今回は、ちいさなブルーオパールを紹介します。
オパールといえば、虹のように輝くものを想像するのではないでしょうか?固有の虹色が現れる「プレシャスオパール」が有名です。石の表面に輝くあの色彩は、「遊ぶ色」と書いて「遊色効果」といいます。名前のセンスがいい...!
一方私が持っているブルーオパールは、遊色が出ない「コモンオパール」という種類に分類されるそうです。
おおきさは親指ほど。淡くて明るい水色で、ミルクを少し混ぜたような半透明。清らかさというか、涼やかさというか。ちいさいのに目が離せなくなる魅力があります!
このブルーオパールは、2018年のみちのくミネラルマルシェにて購入しました。驚きの「このコーナーの石どれでも100円!」の中にあったものです。
ごろんとした水晶など、大きめの鉱物もたくさん並んでいました。その合間にぽつりぽつりとあるちいさな水色の粒。不思議なくらい存在感があって、惹かれるものがありました。
選んでよかった!
光に透かしてみたり...
(おいしそう...)
だいすきな石の記事を書きながら、大晦日です。
今年は本当に、怒涛の一年でした。ミネラルマルシェの参加も、今回は見送りました。素敵なイベントを、誰もが楽しく安心してできる世界に、早く戻りますように。
みなさま、良いお年をお迎えください!
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