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「私、失敗しないので!」のデメリットとは

「私、失敗しないので!」と言い切る力強いヒロインの登場する人気のドラマがあります。

日本という国民性は、とかく失敗が許されない空気があると感じています。
また、失敗しないことや一人ですべてをできてしまうことが「いいこと」とされていると感じます。

「失敗しないので」は実は弱み

小さな失敗体験を積めない

失敗をしないのが良いことだというのは、実は洗脳された勘違いの価値観です。本当は、小さな失敗をたくさん経験し、どのように乗り越えて成功まで修正していくかが大切だと言われています。

絶対に失敗することは避けたほうがいいのですが、失敗するかどうかわからないことであれば、どんどんチャレンジして「小さな失敗」体験を積むことで人生経験に幅と深さがでるのに、その機会がなくなってしまいます。

打たれ弱い

また「失敗しないのがいいことだ」という思い込みがあると、少しでもリスクがあることから逃げる人生を送ることで、何かの拍子に失敗だと感じる経験が起きたときに耐えられなくなることがあります。

わたくしが、昔ガソリンスタンドでアルバイトをしていたことがありました。

小室哲哉っぽい雰囲気の若いイケメンマネージャーがいて、バリバリと店を取り仕切っていて、カッコイイなと思っておりました。

が、ある日、事件が起きたのです。
お店のスタッフとつきあっていたマネージャーが、フラれてしまった・・
その日から、マネージャーが失踪しました。

無断欠勤が続き・・・

四国の端っこの町で発見されたのですが、失踪の原因が彼女に振られたことだと知ったときに、みんなびっくりしたわけです。そんなことで、人生を棒に振るような行動に出たのかと。

後から聞いた話ですが、「失敗しない」という価値観を強く持っていたため、高校も大学も絶対に受かるレベルだけ受験して挑戦をしなかったこと、さらに大学在学中にアルバイトをしたガソリンスタンドに、そのまま就職することで就職試験を受けることもなく仕事についたことなどを知ります。

徹底的に失敗しないように生きてきたことが、人生の中における、ちょっとした失敗にも耐えきれず、転がり落ちてしまう「踏ん張る力」の欠如を産んでしまったのだと個人的には感じました。

応援されなくなる

「私、失敗しないので」と自信たっぷりで実力も伴っている、ドラマの中の先生は、すごいのかもしれないけれども、周りは敵だらけなんですよね。すごい能力を見せつけて、有言実行なので、みんなが文句を言えなくなるのですが、応援されてるかと言えば、ですね。

そこで思い出すのが、わたくしが営業をするきっかけになった保険代理店の女社長がいたのです。

めちゃくちゃ優秀な方でいつも保険会社から表彰されていました。保険会社の取り扱いで不備とかあると、支店長と課長を呼びつけて、社内で正座させてお説教&謝らせるみたいな感じでお仕事をされていました。

それで、今どうなってるかって言うと、プライベートで起きたある事情によって、思ったように一人で仕事をすることができなくなり営業数字が出せなくなってしまったんです。以前、数字を出してるから文句を言わせないみたいな感じでやっていましたが、数字が取れないとシビアなもので、保険会社からの扱いが一気に悪くなったんです。そうなると、強くて自分たちを守ってくれるから保険をお願いしていたお客さんたちは離れていきます。

結局のところ、自分に得があるから寄ってくる人たちばかりで、本当の意味での応援はされてなかったんだなと学びました。

助けて!と言える強さ

漫画『ワンピース』がよくこの話題で引き合いに出されます。

主人公であるルフィは、絶対的な強さを持っているわけでなく、よく助けて欲しいと仲間に頼っています。

「助けてほしい!」を発信してから仲間たちが集まってくるとも思います。

実は、わたくしも昔、人に頼るのが苦手でした。全部、自分一人でやらなければ認められないという思い込み、自分が全部やったほうが早いとか、頼むと迷惑をかけちゃうのではないかという不安があったんです。

最近は、自分のできることと苦手なことを、だいぶ理解して、早めに「助けてくれ!」を発信するようにしたので、周りに助けられながらいろんなプロジェクトをさせていただいてます。

「ワクでき星」まもなくスタート

ワクワクできる人たちが生まれる場所、ワクワクできる人たちのふるさとになるようなオンラインサロン、「ワクでき星」が間もなくスタート。

これも、周りに「助けて~」を発信しながら進めているんですよね☆彡

情報公開を楽しみにお待ちください。

全国わくわく商店街もメンバー募集中

こちらは起業家向けのコミュニティとして、昨年からスタートしているプロジェクトです♪

1人ひとりの主人公感を大切にしたオンライン商店街コミュニティ


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