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やる気が出なくて動けないと悩むあなたへ

行動したいとは思っているんです。
でも、やる気がなかなかでなくてどうしたらいいですか?

そんな質問を小学生からいただきました。

行動できるように背中を押してあげるのって応援だと思っているので、今日はそんなお話です。

行動するためにやる気は必要なのか?

多くの人は、やる気があれば行動ができると思っています。
そして、行動できないのはやる気がないからだという勘違いをしてしまっています。

実は、逆なんです。

何かに取り組んだり行動したりするのに
“やる気”は必要ない

-脳科学者 茂木健一郎

やる気が出ないから、行動できないのではなく
やる気を言い訳にして行動しないことが問題だ
と茂木さんは伝えています。

結論からいくと、
「行動することでしかやる気は引き出せない」
ということです。

「やる気が・・」 は言い訳だと自覚

風を見守っている者は種をまかない。
雲を見つめている者は刈り取らない
-伝道の書 11章4節  ソロモン王の言葉

史上最高の智力を持っていたと言われるソロモン王の格言からは、
条件が整うことを言い訳にして後回しにする傾向が人にはあるという
ことに気づかされます。

そもそも「やる気」という言葉は、「やる気」のない人間によって創作された虚構であり、「やる気を出すための方法」を考えるほど無駄なことはない
-東京大学薬学部 池谷裕二教授

やる気を引き合いに出すのは、後回しの言い訳にしかすぎず、考えていても良い答えはでてこないので、とにかく行動することです。

行動を起こすための3つのポイント

行動を起こすのが大事だということはわかったけど、どんな行動からすればいいのか思いつかないんだ、という方も少なくありません。

とりあえずやり始めるための3つのステップがあります。

①手っ取り早く簡単なことから
 最も行動のハードルが低いことからやる、そして体を動かすことが一つのポイントになります。
 
 自動車で考えてみるとわかりやすいのですが、車を動かすために、まず必要なのは、キーをひねってエンジンをスタートさせることです。エンジンがかかるとだんだんエンジンが温まって動きが良くなってきます。

 同じように、まず小さな動きを始めると、この勢いでもう少しやってみようかなと、さらに行動できるようになってきます。ドイツのクレベリンという心理学者は、この現象を「作業興奮」と名付けました。

②ゆるい目標を立てる
 明確な目標を立てて頑張ることは、素晴らしいのですが、高すぎる目標を設定して叶わない状態が続くと、人は「動いてもできなかった」ことを刷り込んでしまい、挫折の原因になることもあります。

 ちょっと頑張れば手が届くくらいの目標がちょうどよいと言えますが、それってどんな目標でしょうか。

 まずは、自分の現状を知っておく必要があります。現状を知るためには数値として計測することです。

 例えば、何かの作業をするのに15分かかっていたとします。では、12分ですることを目標にしてみるといった感じです。あるいは、15分で15個できていたことを、15分で20個するのを目標にしてみるのも良いかもしれません。

③これからする行動を具体的にイメージする
 目標を達成するために、今からとるべき一連の行動を具体的にイメージするとスムーズに動き始めることができます。

 例えば、ソファーで昼寝から目覚めたところだとしましょう。今から勉強を始めるための一連の流れってどうなりますか。

 ソファから立ち上がり、目覚めのコーヒーをいれて書斎の机でノートとテキストを開くという流れがイメージできるかもしれません。

 ではとっかかりの行動としてコーヒーを入れるために、「戸棚からカップを取り出す」という小さなアクションを設定するとすぐに動きだすことがしやすくなります。

本を活用した“やる気不要”の行動術

わたくしが毎日実践している「わらしべ商人の読書術」という、本を活用した実践的思考法があります。本をフックにしたセルフコーチングとご紹介することもあるのですが、行動するための3つのポイントに沿っています。

具体的なやり方については、全国に300名以上いる認定インストラクターたちが、毎日のようにワンコイン勉強会を開催しているので、ぜひ勉強会に参加してみてください。

https://www.reservestock.jp/page/event_calendar/31784


わたくしも認定インストラクターの1人として活動しており、平日は基本、
13:00~14:00勉強会を開催しております。ご活用ください。
 
 

わらしべ読書のポイント

①何をいつまでにどうするか明確にする
 アクションを具体的に決めて書き出すので、行動しやすくなります。

②スモールステップを設定する
 アクションのとっかかりとなる3分以内にできるくらいの行動を決めて読み終わったら即行動します。

③目的意識
 なんのために本を読むのかを明確にして書いてからスタートします。
 なので、目的目標のためのとっかかり行動をしているうちに、勢いがつくという、まさに「作業興奮」からのやる気アップを引き起こすことができる習慣となります。

言い訳を許さない仕組みづくり

この「わらしべ商人の読書術」というのは、上手に言い訳を潰すような仕組みになっています。

①時間がない
 たった10分で実践できる方法です。しかも、だらだらせずに仕事に取り掛かるために使えば仕事もはかどるので、「時間がない」と言いがちな人ほど取り組んだほうがいいと言えます。

②お金がない
 最初のレクチャーを受けるのに必要な金額は500円!あとは実践するだけなので、たった500円が払えないなんてことは・・・ ねぇ。

③自信がない
 小学校1年生でも実践している子がいます。最年少認定インストラクターは小学校5年生です。大人ができないはずありません。

世界3大言い訳といわれるものは、ものの見事に撃破されてしまいます。
いかにやらない理由を言ったとしても、単なる言い訳にしかすぎません。

100冊の実践で 思考が変わる
300冊の実践で 人生が変わる

といわれている「わらしべ商人の読書術」はじめてみませんか?

https://www.reservestock.jp/page/event_calendar/31784


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