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Noteの月額メーンバーシップ会員で、私たちを応援してください

(2024年2月29日)

2016年からケニアでアルファジリ(スワヒリ語で日の出を意味する)
という会社をやっている薬師川です。

小規模農家のサポート〜加工〜流通(小売・卸)までをやっています。

「貧困農村で生産される農産物を世界スタンダードの商品に変え、
世界の人びとの食生活を豊かにする」という企業ミッション
のもと、
事業をすすめています。

2024年2月時点で約400名の農村グループ、および個人から
大豆、落花生、アボカド、蜂蜜を主に買いとり、
現在は、味噌系商品類・ピーナッツバター・蜂蜜を加工、
自社で販売したり、スーパーに卸しています。
正社員10名+パート3-4名で事業をやっています。

大きなミッションを掲げている割には、
2016年から8年もかけてその程度?と思うかもしれませんが、
今の事業モデルは、3回めのピボットになります。
この8年、対象とした貧困農村との協働だけは、
一度も諦めずにピボットしてきました。


この3回めでようやく、事業のあるべき姿としては、
もっとも理想形になったと感じています。

ここで今こそ、いろいろな方にわたしのマガジンを購読し(月額500円)、応援していただきたいです

2024年2月29日時点で、今二十数名の方が購読してくださっていますが、
ひとまず目標は、60名です。

なぜ購読で応援してほしいか。
いくつかのポイントを書かせてください。

  • 8年もアフリカの農村貧困解決のために、いろいろな方向性から全力で取り組んだ結果、大きな利益を出して、事業に再投資して、インパクトを大きくするという、いわゆる「ビジネスのスタンダード」のやり方では、あまりにも困難・リスク・不条理が多いと実感しました。逆に、利益を出すことを優先にすると、何度トライしても、貧困農村は無視せざるを得ないことを実感したし、利益を貧困解決をバランス良く、というのも、極めて難しいと実感しました。(そのリアルな苦労談は、マガジンにたくさん出てきます)

  • 自社で事業資金のコントロール力を握ることは、事業を継続させ、社員や関わる人々への責任を果たすという意味でも、とても大事です。しかし現実とのバランスを考え、無償資金などを獲得し、利用することにも力に入れていきます。また、小さなチームでそれぞれがリスクを分散し、小さな利益を集め、それを使うべき投資に当てていこうと考えています。その方が、利益を生み出すのが極めて難しい事業やコミュニティ(絶対貧困農村への教育など)を切り捨てずに済むのです。このNoteの購読をしていただくことは、この考えの一環となるものです。たった一人の日本人として、この事業について、関わる地域について、ここまで日本語で語れる人間は、私だけですから、その力を生かしたいと思いました。

  • 長年のチャレンジの末、わたしが得たものは、事業で同じ船に乗れる人材を見抜き、育成する力でした。育成する力も、人間の器も、まだまだです。しかし、現状の実力は、一朝一夜で出来上がるものではないと自負しています。この力をつけたからこそ、わたしが日本人としても、個人としても持つ力(細かさ、創造力、ものづくり、オペレーション能力、カイゼン)を利用し、応援いただけるにふさわしい貢献をできると感じています。

  • わたしの貢献が日本に対してではなくアフリカを向いており、日本人として日本への貢献をすべきだという考えもあるかもしれません。しかし、環境問題・経済格差などは、各国の問題が世界で互いに影響し合う時代になっています。私たちの根幹となる事業は、農家からの直接買取〜原料生産地に近いところでの加工〜アフリカ大陸内をメイン市場としていて、最大限可能な環境負荷の低い経済活動を行っているとも自負しています。グローバルな視点で、多角的なアプローチで、社会に貢献したいと心から思って取り組んでいます。

今後は、
- ローカル消費者の好みに調整した味噌系調味料
- アボカドオイル
- 大豆ミート

を中心とした加工と流通で事業を伸ばしていきます。
アフリカ市場を中心と考えていますが、
ニーズが高い商品に関しては、
もちろん他大陸の先進国への輸出も含め、成長させていきます。

アボカドオイルについては、
もうすぐ協力隊員の任期を終える日本人が、
今年半ばから、当社で事業をやっていく予定です。
彼女も、農村の人々のくらしに還元したいという同じ志を思っています。

念押しするみたいですが、どんなに綺麗に書いても、
実際は荒れ狂う毎日です。

無償資金を申請しても、アフリカ大陸向けの無償資金は、
株主が日本人であることを理由に落とすものもたくさんあります。

国籍を超えて貢献してきたにもかかわらず、差別を感じます。
賄賂やちょっとしたミスでの信じられない額の罰金など、
事業の根幹とは違う点で、多くのキャッシュが出ていきます。

そんなことに支払うお金を、
わたしたちが使えば、何倍もの社会インパクトを出せたのに、
いつもそんな悔しい思いをしています。

毎月500円で、私たちの真剣な挑戦を応援していただけませんでしょうか。

もちろん、
真面目に経営レビューや人材育成について書いている以上、応援いただいている方には、必ずメッセージやオンラインでのご相談に乗ります。

連絡先:alphajiriltd[@]gmail.com
(@の左右のカッコ[]を除いてください)

わたしの持っている情報や繋がりが、役に立つこともあるかもしれません。

よろしくお願いいたします。


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