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家族だから"みんなで"行動する、をやめてみた話

今回は最近我が家で実験的に休日の行動の仕方を工夫してみた内容とその感触について書いてみます

4人家族の我が家では、4歳と2歳の子供2人とともに休日の行動をとることがずっと続いてきました

要は、どこに行くにしても家族全員で行く

これが基本スタイル

なので、出先では、、、

・長男のトイレのケア
・次男のオムツ交換
・それぞれのご機嫌とり(空腹、眠気、興味)

荷物も多くなるし、移動手段もベビーカーが必ず付いてきたりフットワークは重めの活動がベースとなります(我が家は基本電車移動が多いので…)

なかなかハードなのは2人が同時に眠くなった時
次男も大きくなって抱っこ紐もかなり大変

なのでベビーカーの取り合いになったりします

一難去ってまた一難

そんな繰り返しの中で予定を滞りなく過ごしていくには、綿密な計画と準備が必要だったりします

もちろん、長男が最近かなり成長してくれたこともあり、随分楽になったほうですが…
それでもまだまだ子どもです
眠気や空腹には勝てないので、次男と共に時々乱調モードになると、かなりお手上げな状況が待っています

■大人・子供のペア制にチャレンジ

ペアで動くといいこと一杯

そんな中で、最近トライし始めているのが土日のどちらかの行動はパパ組とママ組に行動グループを分けて、大人と子供1対1で過ごすという形式です

たとえば、買い物に行く必要がある時にはママ組のペースで支度をして、適当な時間に家を出る
別のパパ組は少し遠方のお使いがあるので、早朝に準備をしては、勝手に2人で出発

夕方前あたりにお互いの組が予定を終えていたら家の近くの公園などで合流して一緒に帰るし、先に家に帰ったりして子どもはお昼寝をしていたり

そんな流れで休日を過ごすことを何度か試みてみました

パパ、ママ、それぞれのペアに関してはその時々に決める感じです
たまにどっちも片方の予定に希望が集中しますが、そこはお互いについて来るメリットを提示するなど工夫をしてバランスよく組み合わせを決められてきています

この仕組みの良いところは「時間に縛られない」点
やはり1対1なので、大人側からするとかなり計画通りに事が進み、結果全体的にも負担が減る点です

食事をするために探す店の幅も広がりますし、大人が集中して予定を消化できる時間の創出も割と簡単

そして、子どもにしっかり向き合うことができるので、割とゆっくりお喋りしたりして、子どもたちが今何に興味があるのか、どんなことを考えているのか、保育園で楽しい遊びは何なのか、などを知ることもできたりしました

4歳以上だけだったら連れていきやすい領域があることも実感しました

ちょっとした自分が好きなこと、仕事に関連する展示会や、洋服を見に行ったりする時間も取りやすかったので、私自身も土日を楽しめてる感じもなかなか久しぶりだった気がします

そんなこんなで何より、予定が組みやすい

パパもママも、それぞれ行きたいところはありますし…


また子どもたちにとっても一定の効果はありそうです…

やはり、親が自分だけを見てくれると思えるだけでだいぶ安定してくれるというか、ワガママは減るんだなというのが正直な感触です

兄弟が揃っている中で、見たいもの、寄りたいところ、食べたいものを採択するとどちらかに不公平な部分がでます

本当は同じものを選びたくても、なぜか嫌になってしまう男兄弟

子どもはやはり自分をしっかり見てくれていることに期待しているのだな

そんなことを強く実感できたのもこのチャレンジの結果と言えるかと思います

■家族全員で活動する上でも好影響が…

全員で行動するときにも良い傾向が出ています

この親子ペアでの行動の導入によって、土日のどちらかだけでも少し親としても心の安定が出てきたような気もします

パパもママも一緒に行動するとそれぞれの子どもの面倒の見方や、準備を待つ時間などでそれなりのストレスが発生するからです

せっかくの休み
少しでも心穏やかに過ごせるだけで全然翌週の疲労度が違います

そして、そんな風に行動を分けてみたことによって、逆に家族全員で動く日の質も変化してきたような気もします

子どもたちは兄弟で楽しめることの良さを理解し出していたり、大人たちはそれぞれの行動スキルを上げて合流できている気もします

土日の過ごし方にゆとりが生まれると、平日の仕事も頑張れる気がします


そんな好循環を生んでくれた、親子ペア制の導入


一度、同じような悩みをお抱えの方々にはトライしてみてもらいたいものです

個人的にはやはり幾ら楽だからといって、家族全員でお出かけすることをやめた方がいいとは思いません

子どもたちはやはり全員が揃ってないと気になるようですし…寂しいときもありそうです
大事な時に全員で行動することに慣れていなかったら困る時も出てくると思います

バランスを見ながら、引き続きあの手この手を模索していこうと思っています


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