人に動いてもらうって難しい|仕事
どうしたら思い通りに事が運ぶんだろうか。
自分もそうだけど、人の作業性はモチベーションに大きく左右されるから、作業管理のほかにも、メンタルケアにも気を付けなければならないのかな。
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最近頼み事ごとをどうやって頼むべきか少し迷いが生じています。
わたしはメーカー勤めの入社4年目の下っ端です。商品開発の試作で現場作業者の方の時間をお借りして評価を進めています。下っ端にして年の差が一回りも二回りもある方に作業の指示を出さなければならないやっかいな状況です。
この状況は管理職の仕事のような・・・。ま、下っ端で責任はまだ軽いし、できるだけやってみよう、という開き直り。
頼みごとの際の、指示の出し方というか、伝え方というか、相手の思いの聞き方というか。さじ加減が難しい。
はじめは聞くことを徹底してきました。作業者の方の日々培っている確かな技術力と活発な意見交換で、序盤にしてまずまずの出来だったと思います。
で、迷いが出ているのはその後。
何回か試作を積み重ねてきたので、そろそろ、もう少し作業精度を上げてほしいし、もう少し作業スピードを速くしてほしいなと。なかなか想定通り上手くいかない。なんでー。
はっきりと指示しないと伝わらないし、指示しすぎてもうっとうしく思われるでしょう。そもそも、指示って言っていること自体がよくないのかな。
とりあえず、こうやったらどうですかと手本をやってみせましたが、どうやら伝わりきっていない。このままでは現状維持の繰り返しになる危機感。
うーん、難しい。というのが最新の状況。
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どこかの著名人が言っているように、わたしは自分以外をコントロールするのは不可能だから、気にしないようにしています。
でも今の仕事内容では全く逆の行為をしています。自分の意思を、自分以外に実現してもらう。どうしたものだろうか。
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夕飯をつくっている間に垂れ流ししていたYouTubeで、ビジネス書の紹介で有名なサラタメさんの動画に切り替わりました。その内容がまさにタイムリーで。(ちなみに2年半前の投稿。恐るべしサラタメさんの先見性。)
心理学者のカーネギーは褒めて人を動かせ、同じく心理学者のアドラーは褒めるのは良いことだけど人は動かせないよ、という思想。
それに対するサラタメさんの見解は、ビジネスではカーネギー思想を、プライベートではアドラー思想を、使い分けましょうとのこと。
運がいい。良いことを聞いたな。
本心で良いと思ったことを徹底的に褒めて、気分をのせて話しやすい状況をつくって、動いてもらう。
先は長くなりそうだけど、さっそく明日から実践してみよう。辛抱強く。
おわり。
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