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息子への優しさを感じて

先日、息子(1歳半)と最寄りの駅に行って電車を眺めていました。
(息子は電車をみるのが大好きなのです)

少しすると、男の子の兄弟(3歳と5歳くらいかな)とおじいちゃんがやってきて、同じ場所で電車を見てました。

電車が来ると、兄弟が「ばいばーーーーい!!」と大きな声で、大きく手を振っていました。

息子も小さな手をぶんぶん振ってばいばい。

電車が通り過ぎる時、「ファン」と小さく汽笛の音が!

運転手さん(?)が私たちを見つけて、汽笛を鳴らしてくれたのです!
しかも、運転席から手も振ってくれて。

私は「おおお・・・!!」と、言葉にならない感動と感謝で胸がいっぱいに。
そばにいた兄弟も「ねえ!音鳴らしてくれたよ!!」と大喜び。


そして、今日の朝。
私は息子とまた電車を見に来ていました。
そして、電車に向かって手を振ります。

今日は私たちしかいません。

息子は、比較的最近習得したばいばいを電車に向かって披露します。
まだ上手じゃないので、手をブンブン振り回すような、見る人によっては「これは、、、ばいばいなのかな?」と思うようなものです。

私は息子が電車をよく見れるように抱っこしていて、ばいばいできません。

「うーん、今日は汽笛鳴らしてもらえないかもなぁ」と思っていました。

私  「あ、電車来たよ!バイバイできる?」
息子 (ブンブンと小さな手を振り回す)
電車 「・・・ファン!」

なんと!電車を眺めて2本目で、汽笛を鳴らしてくれたのです!!

なんかもう、私感動しちゃって。笑
息子は汽笛が鳴ってるとかおそらくわかってません。

運転席から見える景色のほんの端っこにいる小さな私たちを見つけてくれて
こどもが手を振っていることに気付いてくれて
仕事中だけど、こども(私の息子)のために、反応してくださって。

こどもの憧れである「電車の運転手さん」ということをしっかりと全うされていて、本当に素晴らしいなあと。

ここまで感動しているのには、理由があるように思います。

今、息子のことを息子本人として知っている人は、両親である私たち、親族、保育園のお友達と先生くらいです。

当然、私たち両親の職場の人や友人は私たちに息子がいることは知っていますが、なんというか、息子本人を知っているわけではないというか。

そんな、まだ小さな世界でしか生きていない息子に対して、
優しく接してくださるということが、なんだか本当にうれしくて。

上手く表現できないのが歯がゆいのですが、息子をちゃんと見てくださってることがうれしいという感じで。

そういえば、以前も同じようなことがありました。


今これを書いていて、これらの出来事以外でも、日常でたくさんの人が息子に対して優しくしてくださっていることに気付きました。

まだ生まれて2年もたってない小さな息子に対して、優しさを分けてくださって本当にありがとうございます。

「君は赤ちゃんの頃から、いろんな人に優しくしてもらえてたよ」ということを将来言えたらいいなあ、なんて思ったことを書き残しておきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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