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僕の師匠のようなお友達

今日、久しぶりに師匠の家に行くことになりました。師匠の家のゴム手袋がなくなったので朝のサポートが近くだったのもあり、僕が届けることに。
3,4年ぶり?(もっとかも)に家に行ったら、ニコニコとする師匠。それを見て僕もニコニコと師匠の近くに。
久しぶりなこともあり、それじゃまたぁと言ったのが師匠の家に行って1時間半後。数字で見ると長いかもしれませんが、話しているとあっという間。

僕が師匠を師匠と呼ぶ理由は、僕が師匠の家に行く(サポート)ようになって、いつもたくさんのことを教えてもらっていました。
師匠の見た目は、汚いおっさんですが、僕にとっては、いろんなことを教えてくれる近所の友達みたいな感じです。

師匠との思い出を二つほど。
一つ目は、
僕が、初めて師匠のところで泊りサポートに入った日のことです。
おやすみなさい。と言って師匠の寝る隣の部屋で寝ていると、深夜に「がんちゃーん」と呼ばれ、「どうしました?」と言って師匠の隣に行くと、「今そこに立ってた?」と聞かれ「僕寝てましたけど」と答えたら「今そこに男の子が立ってたんやけど」、、、
初めての泊りサポートでこれは怖すぎーーーーーー!てなりました。

二つ目は、
泊りサポートの前日に明日は一緒に晩御飯食べようと連絡をもらい、当日、晩御飯はなにかな?と楽しみに行くと、二人で横に並んで座って、水菜と豚肉だけの鍋をいただきました。正直、、、おいしかったですよ!笑

こんな感じで、師匠とは利用者とサポーターという関係ではなく、友達な関係です。

僕が学生のみなさんに伝えていることは、師匠との出会いがきっかけで生まれたことばかりです。
師匠はいつも僕に、福祉のこと以外にも音楽のことや競馬のこと、ラグビーのこと18禁なこともいろんなことを教えてくれたり、逆に僕から意見や考え方を聞いてくれることもあります。

今日、僕が訪問介護を辞めたい理由の一つとして伝えたことがあります。
僕が学生のときに参加した説明会の時に先輩職員の話で、「この仕事をしていくうちに障害者を障害者を思わなくなった」という話を聞いて、僕はこの法人で働きたいと思い就職することになったのですが、働いていくうちにこの仕事は、「障害者を障害者と思うこと」だと感じるようになりました。僕は、障害のあるなし関係なし一緒に仕事ができる場所を作りたいです。僕らが自然と一緒に働いていたら、地域の中でそれが当たり前になって、みんなで支え合う社会を目指したいんです。(少し省略していると思います)

その後は、師匠から最後に一つと3回最後に一つがあって、それじゃまたぁとなりました。

僕にとってこの現場は、障害者の介護に行くではなく、友達の家に遊びに行く。
これが僕の福祉の1つです。

ということで、それじゃまたぁ


※写真の許可をもらって使ってます。

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