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バリバリに現像&レタッチが出来るパソコンを考える(低予算)

某ウイルスの影響で、自宅待機の884マンです。

先日、動画編集用のPCとしてMac Proを購入したのですが、今Windows機で現像やレタッチがバリバリ出来るPCを組むとしたらどんなスペックが良いのだろう?ということで、前回までの低予算シリーズで考えてみました。

とりあえず現像用のPCで重要な要素を書き出してみます。

・Lightroom、PhotoShopがサクサク快適に動く

・RAWデータのバックアップ用が出来る

・色味がある程度しっかりと確認出来る

自分が現像やレタッチに求めるPCのスペックは上記3点です。


さて、PCのスペックについてダラダラと書くと読み飛ばす人も多いと思うので、先に必要なパーツスペックを書いておきます。

ちなみにデスクトップPCでの構成を前提としておりますですよ。

CPU = 現行のミドルスペックで必要十分。(インテルならi5、AMDならRyzen 5など)

メモリ = 16GB以上。(16GBで十分)

ストレージ = SSD 512GB + HDD 2TB以上。

グラフィックボード = 特にハイエンドなカードは必要ないので、NVIDIA GeForce GTX1650、AMD Radeon RX570などで十分。

以上です。今回は自作PCの解説では無いので、マザーボードや電源、ファン、ケースなどは割愛します。

↑こんな感じのスペックが無いかなと思って探してみるとツクモでフォトグラファー用のPCが売ってました←これいいですね

https://www.tsukumo.co.jp/bto/pc/camera/2020/PM5A-A200T.html

他のBTOサイトでパーツをケチって構成すれば一万円くらいは節約出来ますけどね。


ちなみに884マンの現像で使用しているPCはどんなスペックなのかというと...

CPU = インテル i5 6500(4コア/4スレッド,3.20GHz)

メモリ = PATRIOT Viper Elite DDR4 2666MHz 16GBx2 (32GB)

ストレージ = SSD(SATA) 256GB , HDD1TB & 3TB & 4TB

グラフィックボード = NVIDIA GeForce GTX1060 6GB


さて、ここで実験をしてみることにします。

α7III(2420万画素)とα7RIII(4240万画素)で撮影した写真を現像とレタッチを行います。

情報量が多い写真の方が、PCに負荷が掛かるので今回は超広角でバキバキに解像させて撮影した写真を編集してみます。

処理としては、Lightroomで現像後にPhotoShopでレタッチを行います。(PhotoShop使用時にLightroomは開いたまま)

記載の数値は全てピーク時の値になります。

①α7IIIの場合

CPU使用率 = 50%

メモリ使用量 = 15GB

グラフィックボード使用率 = 20%

②α7RIIIの場合

CPU使用率 = 50%

メモリ使用量 = 20GB

グラフィックボード使用率 = 20%

購入したのがかなり前(多分4年くらい前)のミドルスペックPCなのですが、ストレスフリーで現像出来ます。

はっきり言ってミドルスペックのPCでも高画素機で撮影した写真の編集は余裕です。

現像をするPCの中で一番大事な部品はメモリですね。

少なくとも16GBは絶対に必要です。

2年前にメモリを8GBから32GBに載せ替えたのですが、これが一番大きかったですね。メモリマシマシは正義です←

ゲームをしないのであれば、グラフィックカードはローエンドなので良いというのは、使用率を見ても明らか。(グラフィックボードを載せた方がPhotoShopのシャープネスやぼかし等の処理自体は勿論早くなりますが)


PC本体のスペックはこんな感じでおいといて、あと大事なのはモニタです。

写真の色味をなるべく正確に再現したい場合は、カラーマネジメントモニタ(EIZOとかBenQとか)を購入するのが一般的ですが、この手のモニタはやたらと高い。安くても5万円とかします。

884マンは、EIZOのColor Edge CG245Wをヤフオクで2万円で購入して使っていますが、業務用のモニタってアホみたいに酷使されてることが多いので中古買うときは使用時間の短いやつ(EIZOのこのモニタは確認出来る)を購入しましょうね←


予算を掛けたくない場合は、BenQのこの辺のモニタで良いんじゃないかなとは思います。

BenQ モニター ディスプレイ GW2780 27インチ/IPS/ノングレア/フレームレス/ブルーライト軽減/輝度自動調整B.I.技術搭載/D-sub/HDMI1.4/DP1.2/スピーカー

https://www.amazon.co.jp/dp/B07T2YLSCX/

さて、ここまでまとめるとざっくり10万~11万円あれば現像、レタッチでストレスフリーな環境が構築出来そうですね。

今の現像環境にストレスを感じている人は、タイミングを見てPCを買い換えてみるといいかもしれません。

また、PCのパーツを自分で入れ替え出来る人はメモリを交換するだけでかなり改善されると思います。

ちなみに今の自分のPCの負荷状況を知りたい場合は、Ctrl+Alt+Delキーを同時押ししてタスクマネージャーを起動。パフォーマンスのタブをクリックすると各種ステイタスが確認出来ますよ。

とりあえず今日書きたいことは全部書ききったので満足!

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