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沖縄訪問 料亭編vol.2

前回からの続き。

完全に楽しませてもらってます…

「おい!仕事をしに行っているんだろう!
なに浮かれてんだ!」

怒られても致し方ない…
しかし、これは沖縄文化、芸能の理解を深める視察と…

いや、下手な言い訳はしない方がいい!
これは完全に浮かれている。

はじめて見る沖縄独特の踊り、歌、音楽を目前にして、心が踊っている…
同行した依頼者も演者さんと共に天に舞うような踊りを見せている。もう止めようがない…とても感動的だ!
(もう、開き直っている…)
これこそがその土地でしか味わえない光輝く文化である。

観光と言うのは、その土地の光を観ることである。その土地の光輝いているものは何か?その土地の人々が光輝いている時って何か?外から訪問した人は、その光輝いているものを観たいのだ!それに興味深ければ、たくさん人が集まってきて、心が踊り出すのだ!

沖縄文化は独特である。
異国情緒に溢れる。
文化、慣習、自然、言葉、食べ物そして人々。
たくさん光輝く資源が豊富に揃っている。

しかし、その沖縄でも古いものが壊され、新しくなろうとしている。
新しいものが光輝くとは限らない。
どの地方に行っても、どんぐりの背比べのような都市になりつつある。
感動を生まない場所にして、何を得たいのであろうか?
単なる創造者の自己満足にしかならない。

光輝くものを作り出すのは、容易ではない。
何十年何百年の年月を経て、作り出されるものである。
自然にその風土に合う文化が形成される。

古い文化を掘り起こし、新しく磨き上げることをすべきである。

と、もっともらしい理屈を付けて今を楽しんでいる。
沖縄の人は、人生を楽しんでいる。
その姿を観て、また楽しくなる。
泡盛の量が増える。また楽しくなる…

あかん!目的から離れてきてるっ!
何しに沖縄にきたんや!



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